プロとアマチュアと暗黙の了解と
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨日はうちのライブサロン・自遊空間Amiで
弾き語りのライブがありました。
●自遊空間Ami
自遊空間Amiは弊社の運営するライブサロン。
一応クラシックをメインにしているとはいいつつも、
昨日のような弾き語り系のライブをやったり、
落語会をやったりしている、
わりと振り幅の広いライブスペースです。
人前で演奏を披露しようと思っても、
ホールを借りると大きな費用がかかってしまい、
二の足を踏んでしまうような若いアーティストに
発表の場を作ってあげられないかという思いで、
この自遊空間Amiを運営しています。
●生徒さん
今回ワンマンライブを開催してくれたのは、
元生徒さん&現生徒さんのお姉ちゃん。
ギター弾き語りで色んな曲を
たくさん披露してくれました。
もともとはピアノを習っていたのですが、
途中でギターの魅力に目覚め、
一時はギターも習いに来てくれていました。
ピアノで培った音程感を持つ彼女の歌声は
とても聞きやすく、年齢とともに表現力も増し、
全体を通して非常にいいライブになりました。
●プロとアマ
ここで問題になってくるのが
プロとアマチュアの境目。
昨日の彼女は現役の女子大生。
一般的にいってもワンマンライブをする
立場ではありません。
しかし就職を目前に控え、最後の思い出にと
ワンマンをしたいと言ってきてくれました。
結果、32名定員の自遊空間Amiが大入り満員。
こちらが手間取るほどにお客様が
たくさんいらしてくれて、とても驚きました。
いわゆる音楽大学を卒業しているような
プロの演奏家でも30名のお客様を
コンスタントに集められるかというと、
なかなか難しいんです。
それがアマチュアとなると余計にそうなります。
アマチュアだから入場料をいただくの気が引けるとか、
プロだからこれくらいはしなくちゃいけないとか、
なんとなくの暗黙の了解はあるかもしれませんが、
ここ自遊空間Amiに関してはそのへんの線引きは
あえて無視しています。
昨日のようなギターの弾き語りなどの場合は
アマチュアでもやりたい方は多いのですが、
クラシックとなるとこれはまた違ってきます。
次の課題はクラシックでこういうアマチュアの
披露の場(発表会じゃない別の場所)を
作っていくことかなと思っています。
●またやってね!
昨日は大入り満員でした。
たくさんたくさん練習してきた曲も
すべて披露することができました。
曲によっては涙する人もいるほどでした。
あの場、あの環境にいた人は、おそらく
アマとかプロとかを意識は
されなかったのではないでしょうか。
音楽を感じる心は平等です。
これからも平瀬楽器と自遊空間Amiは
「やりたい気持ち」を支える活動を
していければと考えています。
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