エンジニアっぽいと言われてうれしかった件

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます！

昨日は芝居の稽古の最中に、

合唱の録音作業をさせてもらいました。

●合唱の録音

芝居の中には歌はつきものですが、

実際にナマで歌うのかというとそうでもありません。

もちろん歌うのは歌うのですが、

ナマで歌っても300席のホールに

響かせることは難しいわけで、

そういうときのために伴奏に歌を重ねたものを

用意していたりするわけなんです。

これまではホールのスタッフさんが

段取りをしてくださっていたのですが、

今年はそれらも全部自分たちでやらなきゃ

いけないということで、

やらせていただくことになりました。

●楽器屋みたーい

そんな作業を行うことになったので、

昨日の持ち物は芝居の衣装や小道具に加え、

ミキサーにPC、ヘッドホンとスピーカー、

ケーブル類をたくさんという感じ。

ちょっとした仕事に行くような

荷物一式を持って稽古場にいったわけです。

録音の時間になり、作業の準備をしていたら

「わぁ、楽器屋さんみたいー」って言う声。

ま、実際に楽器屋ではあるんですが、

楽器屋さんはこんなこと（録音業務）しませんぜ、

なんてことを言いながら実際に作業開始。

約1時間で予定の録音を終えることが出来ました。

●エンジニア

録音をしてもそれで完了というわけにはいきません。

伴奏に録音したものを重ねた新しい音源を

作るわけですが、これがなかなか難しい。

タイミング合わせもそうですし、音量のバランス、

音程や歌い方なども最善のものを

切り貼りして作らないといけないわけで、

この作業が結構厄介で。

結局この作業は昨夜24:00ころから27:00ころまで

かかってなんとか一通り完成しました。

そんな作業をやっていると言うと

「エンジニアっぽい！」ってな声も

いただきまして（笑）

そういえば「エンジニア」なんて

呼ばれるのは初めてですから

ちょっと嬉しかったりしたのは秘密です（笑）

●ありがたい

もともとこういう作業は楽器屋さんの

仕事ではなく、専門職の方がいらっしゃる

範囲の業務です。

でも、もともとこういう仕事が好きだから

自分なりにスキルを鍛えていって、

それなりに出来るようになってきています。

それが今回このような形でたくさんの方に

聞いていただけるというのはちょっと嬉しいかも、

と思ったりしているのも事実です。

音響の仕事もそうですが、なにより経験が大事な

世界ですので、機会を与えてもらえるだけでも

ありがたいのです。

今回はこういう形で終わりですが、

まだまだ色んな形でスキルを伸ばして

いければなーと思っています。

またなんなりとお声をかけていただけるとうれしいです！