ホール練習の取り組み方

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

昨日は終日芝居の稽古でホールにべったりでした。

 

●終日練習って?

 

ピアノでも吹奏楽でも実際のホールを

お借りして練習することはあります。

「終日練習」なんてコトバを使うこともあると思います。

 

昨日の練習はまさに終日練習。

9:00集合、22:00解散。

開館から閉館までホールにいたわけです。

なかなかべったりでしょ?(笑)

 

●集中力

 

やっぱりホールで練習すると気合の入り方が違います。

「スイッチが入る」なんて言ったりするんですが、

現場でのお稽古はやはり別物です。

 

どうしてもホールというのはいつもよりも

広い場所ですし、いろんな違いが生まれてきます。

でも、そういった差異を体で感じながら

埋めていく作業も含めて特別な感じがするんです。

 

ただ、その特別感と集中力というのは

イコールではありません。

 

特別感でウキウキワクワクしていても、

集中力がなければいいものは作れませんし、

その逆もしかりです。

 

こういう特別なお稽古の場合は、

気持ちの持っていき方こそが

大切になるわけです。

 

 

●段取り

 

たとえばコンクールのための特別練習を

ホールでやる場合は、いつもより綿密に

計画を立てる必要があります。

だって、いつもより数倍高いお金を

払って借りている場所ですから、

終わったときにそれなりの成果が

出ていてほしいんです。

 

なので、綿密な計画、

細かなスケジュールが必要です。

 

また、そのスケジュールを作るだけでなく、

事前に参加者に共有しておくことが大切です。

そうしないと参加者全員が特別感を

抱けないまま練習に臨んでしまうことになリます。

 

やっぱりこういうときでも

段取り七分とはよく言ったもので、

取り組む姿勢に成果は比例するようです。

 

ホールでお稽古をすること自体は

たしかに特別なことなのですが、

お金さえ払えば、ホールさえ予約できれば

誰でもできます。

 

ただ、その「特別な感覚」を持って

お稽古に臨まないと期待している

成果が出てこないわけで、

ただ単なる「いつもと違う会場での練習」に

なってしまうと超もったいないんですよね。

 

 

●気持ちも大事

 

スケジュールを立てて特別感を盛り上げる

ということをした方がいいのは

当たり前なのですが、

そこに持っていくための

気持ちの盛り上げ方も大切です。

 

今回の練習で求める成果であったり、

どういう練習をすることを

必要としているのか、など

文字に出来ることは出来る限り

文字にしておくことも

大切なんじゃないかなぁと思うんです。

 

 

そういう準備をしっかりしていくことで、

ホール練習が特別なものになりますし、

気合も十分臨めるんじゃないかなと思います。

 

せっかくのホール練習ですから

実のあるものにしてくださいね!

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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