アウトプットからのインプットの意味
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨日も終日研修受講していました。
○負荷
どんな研修でも同じかと思うのですが、
基本的に非日常の場所に身を置くと
負荷がかかります。心も体も疲弊します。
しかしそうやって無理をすることで
伸びしろが生まれるんですよね。
特に研修のような身につけるものは
多少無理してでもゴシゴシ刷り込むように
しないとダメだと思うんです。
○インプットの大切さ
たとえばどなたかのセミナーを受講して、
色々勉強になったとします。
その瞬間はいろいろなことを感じたり、
覚えたりしていますが、
人間は忘れる生き物ですから
どんどん忘れていきます。
それを補うために、
同じセミナーの音源を繰り返し聞く
という作業をしている方もいらっしゃいます。
一回だけで満足するのではなく、
くりかえしくりかえし耳から入れることで
身体に刷り込まれいくような感覚になるわけです。
○アウトプットできた人が勝つ
昨日の研修は、このインプットとアウトプットが
繰り返されるものでした。
講義があって、ゲームがあって、再び講義があって、
ゲームがあって、互いにシェアする時間も取って
あったりして、やっぱりちゃんと出来ているもの
なんだなぁと感心しています。
ゲームに勝つことが目的ではありませんが、
やはりきちんとインプットしたものを理解(吸収)
している人ほどゲームに勝てているような気がします。
やっぱり、その場その場の
アウトプットが大切なんでしょうね。
○人前で演奏すること
レッスンに置き換えて考えた場合はどうでしょうか。
レッスンは基本的に受け身ではありますが、
先生が弾いているのを見ているのではなく、
生徒さんが弾くのを注意する形でレッスンが
進んでいきます。
ですので、先生からの注意がインプットになり、
それを受けて自分の演奏(アウトプット)に
変化が生じ、再び注意を受け(インプット)、
演奏をし、(アウトプット)、という形の
繰り返しになります。
ということは、レッスンとは
アウトプット&インプットの場なんですね。
発表会やコンクールなどで人前で演奏する
ことは、ずばりアウトプットです。
積み重ねてきたものを一気に出す場です。
そこで得られた拍手や講評がインプットの
素材となり、次のステップへと進むわけです。
なので、人前で演奏するということを常に
必要だと思っていてもらいたいんです。
恥ずかしいからとかまだまだレベルが低いからとか
言っておよび腰の方(特におとなの方に多いです)
もいらっしゃいますが、
インプットを繰り返していても、それは食材を
口に入れ、ひたすら噛み続けているだけだと思います。
実際に身につけるには、
飲み込んで消化していかないといけないわけで、
それが人前で演奏するということに
当たるのかなぁと思ったりもします。
最初は勇気がいるかもしれませんが、
ぐっと踏ん張ってアウトプットの機会を
作ってみてください。
それこそが、日々のレッスンを最大限に
活かすことにつながると思います。
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