せっかくなんで、郷にいれば郷に従っちゃいませんか?

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

先日、何かの会話のときにポロっと出てきたのですが、言葉の使い分けってあるんですよね。

同じ音楽なのにジャンルが違えば言葉が違う、そんなことが結構身近にあるんですよねー。

 

ピアノのペダル

 

 

これ、何かご存知ですよね?

はい、ピアノのペダルです。

 

じゃあ、それぞれ何ていうペダルかご存知ですか?

 

意外とご存じない方が多いのですが、一番右がダンパーペダル、真ん中がソステヌートペダル、左がシフトペダル、といいます。

これはグランドピアノの場合でして、アップライトピアノの場合は真ん中のペダルがマフラーペダルになりますし、左はソフトペダルになります。

同じグランドピアノの場合でも左のペダルをウナコルダなんて言ったりすることもあります。

※ちなみにウナコルダというのは1本の弦(ウノ+コードですね)という意味だそうです。

 

グランドピアノとアップライトピアノだけでも呼び方が違うのですが、これがキーボードやシンセサイザーになったらどう呼ばれるかご存知ですか?

 

キーボードのたぐいはペダルは大抵1本だけ。ピアノでいう右側のダンパーペダルにあたるものだけなんです。でも、キーボードなどの場合はダンパーペダルと呼ばれることは少なくてサスティンペダルと呼ばることが多いです。

サスティンとは伸びるという意味。まぁ、そのまんまですよね(笑)

 

イスと糸

 

同じように使いみちは一緒なのに楽器の種類によって呼び方が変わるものがあります。

それはイスです。

ピアノのイス。よくありますよね。背付きのイスや背なしのイスがあります。

ピアノの場合は「ベンチ」なんて呼ばれることもあります。

これがドラムの場合はなんと呼ばれるかご存知ですか?

 

ドラムのイスはドラムチェアでもドラムベンチでもなく、「ドラムスローン」って呼ばれるんです。

同じようなイスなのに、ドラムはスローン(王座)なんですよね。すごいでしょ(笑)

 

他にもこれ。何かわかりますか?

 

これは三味線の弦です。でも正確には三味線の場合は「弦」ではなく「糸」と呼びます。

ギターやウクレレは1弦、2弦、3弦、なんて呼ぶのですが、三味線の場合は「いちのいと」「にのいと」「さんのいと」と呼ぶんです。

三味線に似た楽器で三線というのがあります。沖縄の三味線ですね。

この場合はどうなるかというと、絃と書いて「ちる」と読みます。

で、三味線のように「いちのちる」ではなく、男絃(うーじる)中絃(なかじる)、女絃みーじる)、と読みます。まぁこれは方言もだいぶ混じってますから仕方ないですよね(笑)

 

どっちでもいいのですが

 

実際の話をすると「三味線の弦をください」と言っていただければ全く普通に通じます。

「ドラムのイスがほしいです」と言っていただければそれでよくわかります。

でも、やっぱり郷に入れば郷に従おうと思っちゃうんですよね。

せっかくその楽器特有の文化があって、その楽器をやってらっしゃるのであれば、その楽器特有の呼び方もぜひ使っていただきたいなと思います。

 

うちのお店は何かに特化した形の楽器店ではありませんので、あらゆるものを扱わないといけません。そういう意味ではなかなか言葉の面からハードルは高いのですが、こういうことは楽しみながら覚えていければいいかなと思っています。

 

せっかくなんで、こういうことは郷にいれば郷に従っちゃいましょう♪

 

 

 

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師としてご家庭やホールなどをまわりつつ、ギターやピアニカ、カスタネットなど、いろんな楽器の修理もできるみたい。 楽器修理以外にもコンサートや落語などのイベント企画や進行業務と音響業務が得意科目。イベントの時に舞台袖に置いておくと全体的に役に立つ便利なナイスガイです。

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