耳を育てるには環境なんですよね、やっぱり。という話
2017/01/28
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
みなさんの住まわれている地方に方言はありますか?
方言っていいですよねぇ。色が出るというか、温かみがあるというか。
でも方言だからこそわからないところってあるんですよね。
方言って結構大変
当地三田及び神戸市北区に住まわれている方の中で、「ぶぞう(ぶどう)」「どうきん(ぞうきん)」「でんでん(ぜんぜん)」こんな言葉を聞いたことのある方はいらっしゃいませんでしょうか?
ちょうどぼくの父や母の世代の人たちが最後くらいになると思うのですが、ある特定の地域に住まわれている方を中心に、ザ行とダ行の区別がつかなかった人たちがいらっしゃいます。
今日は、なんでこんなことになるんかなぁというのをちょっと真剣に考えてみました。
ネットで検索してみたところ、この発音の苦手な部分というのは地域性があるようです。例えば関西地方では、このザ行とダ行が苦手らしく、関東では「ひ」と「し」の使い分けがごっちゃになる方があるらしいです。東北に行くと「ア行」と「エ行」の違いが曖昧らしいんですよね。
これはもちろん方言だからという部分もあります。しかしこれは環境なんじゃないかなと思うんですね。
しゃべる言葉・聞く言葉
自分の身の回りの人たちがしゃべる言語を子供たちは覚えます。
ザ行とダ行の違いが曖昧な人たちの中で育つと、当然ザ行とダ行の区別がつかない子どもが育つわけです。
もし、そういう環境の中で育ったとしても、聞き分ける耳を持っていればザ行とダ行区別がつかない子どもには育たないわけなんですよね。
ヤマハ英語教室は「英語耳を育てる」というのを目的にしています。
この「英語耳」というのはどういうものかと言うと、英語を聞き分けることのできる耳いということなんです。
英語と日本語とは言葉の仕組みが全く違います。日本語は母音を大切にする言語であるのに対して英語は子音を大事にします。
また、日本語は言葉自体が平坦なのに対して英語はリズム語といわれるくらいに店舗や語感を重視します。
こういう部分をきちんと聞き分けできるかどうかというのが英語学習において結構大切なんですね。
幼児の英語教育
小さい頃から英語をたくさん聞かせておけば耳が育つ、なんてことをいいがちです。しかし、日々育っていく環境の中でCDやテレビが出てくる英語だけではまず無理です。両親が英語を使うことができるかどうかが重要なんだ、といわれています。
しかし、総合して考えてみると英語を聞く耳を育てるためにはその前提としてその耳が良い状態であるかどうかが大切なんです。
耳を育てるというのは簡単にいいますが、かなり難しくて何をすればいいのかってのははっきりわかりません。
しかし音楽を聴くことや、音を聞き分ける力をつけることというのは=(イコール)耳を育てることにつながるわけなんです。
音楽教育をずっとやってきたヤマハが英語教室をやっているというのはのなるほど正しい流れなんだよなと思いませんか?
皆さんも身の回りの幼いお子さんや甥っ子や姪っ子さんにこんな実験をしてみてください。
仮に彼らがちょっとした言い間違いしたとします。そのときに言い間違いを訂正するのではなく、そのままオウム返しのようにしてみてください。
そのオウム返しを聞いて彼らが訂正をしてきたのであれば、彼らはきちんと聞けてるんです。
彼らはきちんと発音しているつもりなんです。
ただ言葉が発達していないから発音できていないだけなんです。これって結構大切なことだと思うんですね。
きちんとした言葉を伝え、きちんとした言葉を発音できるように日ごろから心がけることがひいては耳を育てるにつながるんじゃないかなと思うんです。
ぜひぜひ日ごろの関わりから点検してみてはいかがでしょうか。意外に英語耳は近いかもしれませんよ。
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