楽譜と拭き掃除の共通点!虫の目・鳥の目が重要な理由

   

vol.2306

三田市と神戸市北区のピアノ教室・音楽教室 平瀬楽器の
ヒラセトモキです。
おはようございます!

昨夜配信コンサートを行った
自遊空間Amiを掃除していました。

そのついでに拭き掃除をしていたのですが、
そこで感じたことをお話ししたいと思います。

 

ふと床を見ると結構汚れていたので
拭き掃除をしていたのですが、
床と目の距離が近くなると、
今まで気づかなかった細かな汚れが
次々と見えてきました。

気になった汚れはどんどんキレイにできます。

でもその一つ一つの汚れに目が行くと、
それが気になりすぎて全体像が
見えなくなってしまうことに気づきました。

 

この経験って、
楽譜を読みながら音楽を演奏することと
似ているな、と感じたんです。

音楽を演奏するとき、
私たちは楽譜の一部を読みながら
同時に全体の流れも
把握しなければなりません。

つまり細部と全体、
いわゆる「虫の目と鳥の目」を
同時に使うことが求められるのです。

 

「虫の目」で細部に注目し、
音符一つ一つに集中しながら演奏します。

同時に、
「鳥の目」で全体の構造や流れを捉え、
音楽の表現に幅と深みを持たせます。

この二つの視点を
上手く切り替えながら演奏することで、
より豊かな音楽表現が可能になるのです。

 

 

楽譜を読む際には、
細かな部分に目を向けつつも、
全体の流れを見失わないように
注意することが重要です。

 

それはまさに、拭き掃除を行うときに気づいた
「一部の汚れに集中しすぎて
全体が見えなくなる」現象と同じです。

 

ピアノを学ぶと脳に良いなんていわれますが、
これもその理由のひとつなんですよね。

 

虫の目・鳥の目って、
音楽だけでなく、仕事でも人生においても
重要な視点だと思います。

 

 

 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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