ギター弦交換のタイミングと手順─正しいケアでギターを長持ちさせる!

   

vol.2295

三田市と神戸市北区のピアノ教室・音楽教室 平瀬楽器の
ヒラセトモキです。
おはようございます!

ギターを弾く上で、弦交換は必須のスキルです。
新しい弦に替えるとフレッシュな音色を楽しめますし、
定期的な弦交換がギター自体の寿命を
延ばすことにもつながります。

では、いつ弦交換を行い、
その手順はどのようなものでしょうか。

 

 

まず、弦交換のタイミングですが、
一概にこれとは言えません。

弦の状態は、弾く頻度や環境、
弦の種類によって変わります。

ただし、一般的には、

・音が悪くなった
・音が安定しない
・錆びてきた
・弦が切れた

などのサインが出たら交換時期と考えます。

 

まぁ、プロのミュージシャンは、
一晩のライブで何度も弦を交換することもありますが、
一般的な使用頻度の場合、
2週間から2〜3ヶ月に一度くらいが目安となるでしょう。

 

 

次に、弦交換の方法についてです。
ここでは簡単な手順を紹介します。

古い弦のピッチを下げてから
弦をカッター等で切り、
ヘッドの部分とブリッジから外します。

ギターのヘッド部分に
新しい弦をセットします。
弦の先端を穴に通すだけです。
そして弦をブリッジに固定します。
エレキギターでは弦をブリッジの穴に通し、
アコースティックギターではブリッジピンで
押さえます。

最後に弦を張っていきます。

糸巻きを回して弦を巻き付け、
弦が適切なテンションになるよう調整します。

弦を張り終えたらチューナーを使って
正確にチューニングします。

 

ただ、新しい弦は伸びやすいため、
弦を弾きながら何度も何度もチューニングを
繰り返す必要があります。
以上が基本的な手順ですが、
ギターの種類や弦の種類によって異なります。

 

弦交換は決して難しい作業ではありませんが、
適切に行うことでギターの音色や
演奏性を保つことができます。
手間を惜しまず、定期的に行ってくださいね。

 

できないという方は平瀬楽器にお持ち込みください!
弦交換もさせていただいています!

 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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