音響の仕事って大きな音を出すことなの?

   

vol.2196

三田市と神戸市北区のピアノ教室・音楽教室 平瀬楽器の
ヒラセトモキです。
おはようございます!

Facebookを見ていると、
この週末は各地で桜関係のお祭りが
多かったようですね。
地元三田でもイベントが開催され、
かなりの賑わいだったそうです。
#我々は発表会だったので桜は全く見れずでしたが(^_^;)

 

でも、そんな賑わったイベントでも
ちょっと問題があったようで。

 

なんでも、その日に出演する合唱団が
音響さんに本番30分前に預けるようにと
言われていた音源のCDを
時間通りに預けたそうです。
そして30分後、本番のために舞台に向かうと、
そのCDが見当たらないとのこと(^_^;)

しかも失ったことを悪びれる様子もなく、
え?預かってましたっけ?みたいな
対応をされた!!と言われたそうで(^_^;)

 

さすがにそれはあかんですよね。

 

しかもしかも、本番中にいちばん大事な
音量や音質の調整をお願いしていたにも関わらず、
な~んにもしてくれなかったんだそうで(^_^;)

 

 

ん~、おそらくこの方は
勘違いをされてるんだと思うんですが、
音響のお仕事って、
音を大きくするだけではないんですよね。

 

音響のお仕事って、
演者の音をお客さんが聞きやすい音量・音質にして
お届けすることなんです。

演者とお客様をつなげる仕事が音響なんです。

 

最近は機材も安くなって手が出しやすくなりましたので、
こういった音響業務の経験がないような人たちも
やってしまうこともあるようです。

 

機材が揃っていれば大きな音は出るでしょう。

でも、それって全然違うんですよね。

 

 

今回被害に合われた方の投稿の続きには
音響さんがひらせさんだったらよかったのに!って
書いてくれいて、
それはそれで嬉しかったんですが、

何においてもいちばん大切なことを見失わないように
今回のようなトラブルの話を聞くたびごとに
我が身を振り返らないといけないな、と思います。

 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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