今年、ピアノは200年の記念イヤーだそうです

   

vol.2195

三田市と神戸市北区のピアノ教室・音楽教室 平瀬楽器の
ヒラセトモキです。
おはようございます!

昨日 Twitter 界隈をウロウロしていたら
こんなツイートを見つけました。

 


 

いまから200年前の1823年に
ドイツ人医師シーボルトが
日本にピアノを持ち込んだそうです。

そこからちょうど200年が
今年にあたるそうで。

 

なんとか記念とか何周年とか
好きな日本人ではありますが、
このピアノ200年というのは
全然聞かないですよね。
初耳でした!

 

 

日本にピアノが入ってきて200年。

その間たくさんのメーカーが
ピアノづくりに携わりました。

 

昨日たまたま用事があって
そういう関係の文献を見ていたのですが、
本当に知らないメーカーや
ブランドがたくさんあります。

 

では現在国内でどんなメーカーが
残ってるかというと、
残念ながら皆さんよくご存知の
メーカーがほとんどで、
大半のメーカーは廃業もしくは
ピアノを作っていない状態に
なってしまっています。

 

 

現在ピアノを継続して
作っているメーカーは、
ヤマハ・カワイ・アポロ・
それと最近新しくピアノ作り始めた
エンシュウ。

他にもあるのかもしれませんが
国内でとなるとあまり知りません。

 

韓国や中国で作って
ヨーロッパっぽい名前を付けた
OEMのピアノもたくさんありますが
そういうのって見た目は
とても素敵なんですが
中身が伴わないものが多いです。

 

ピアノという楽器は家具ではなく
実際に長く弾いていただくのが
目的です。

外見やブランドももちろん大切な
要素ではありますが、
それよりも大事なのが音質や品質だと
思います。

 

 

これからピアノを選ばれる方は
そのメーカーの歴史や品質や評判なんかも
考えて選んでいただければ
いいんじゃないかなぁと思います。

 

 

日本にピアノが入ってきて
たった200年。

しかし日本では200年の間に
とてもポピュラーな楽器になりました。

ポピュラーな楽器だからこそ
真剣に選んでいただきたいなと思います。


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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