たった1ミリだけど

   

vol.1947

平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます!

「たった◯◯」、「たかが××」

よくいうセリフじゃないですか?

実は「たった◯◯」が
全然「たった◯◯」じゃないことって
あるんです。

 

 

今日、初めてのお客様宅に調律にお伺いしました。

 

25年以上調律をしていないピアノ
ということで
ちょっとビビりながら伺ったのですが、
調律は予想よりもくるっていない状態。

 

しかしそれよりも
鍵盤やその他アクションに
歪みが生じていて、

どこから順番に直そうかなぁ
という感じだったんです。

 

 

中でも気になったのは鍵盤。

お客様が触ってもわかるくらい
ガタガタだったんです。

 

これらのガタガタしている鍵盤の高さの差は
最大1ミリ程度。

たった1ミリ程度なんですが、
鍵盤の動く距離は約10ミリと決まっています。

なので、1ミリって
かーなーり大きいんですよね。

 

 

ただ、この鍵盤のやっかいなところは
深さだけじゃなく高さまでも
くるいまくっているという点。

 

まずは高さをきちんと揃え、
そして深さを揃えるという手順をふまないと、
根本的な解決にはなりません。

その後はアクションの動く距離や
動作を細かく調整していきます。

 

 

さすがに20年以上調律が開いている
ピアノですから一朝一夕では
通常状態にはなりません。

 

調律と調整をくりかえしつつ
少し長い時間をかけて
直していく形になります。

 

きっとよくなる。

そう信じて手掛けていきます。

 

たった1ミリはピアノにとって
結構大きな距離なんですよね。

 


平瀬楽器では現在ヤマハ音楽教室入会スペシャルキャンペーンを実施中!
詳しくはこちらのリンクをご覧ください!

The following two tabs change content below.
1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。

最新記事 by ヒラセトモキ (全て見る)

 - 調律のこと, ピアノのこと