歴史の中に強みがある
vol.1913
平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
—
先日の経営指針合宿の講義の中で、
講師がこんなことを話されていました。
「会社には必ず歴史があって、
その歴史の中に強みがあるはず。
だから歴史を軽んじたらだめですよ」
おそらく何度も何度も聞いている話なんですが、
今回は本当になるほどなぁと思った次第です。
今日は朝から
三田市内に初めて置かれる
ストリートピアノの整備のため、
市内某所に伺ってきました。
事前に壊れてはいないということは
確認していたのですが、
どんな状態なのかというのは不安。
これからいろんな人が触るピアノなので、
できる限り調律も調整も含めて
しっかり直しておきたいな!
と意気込んでの作業スタートでした。
で、調律を始めたのですが、
これが意外にくるっていない。
調律履歴がかかれている
ブックレットを見てみると、
前の持ち主が結構頻繁に調律を
されていたんです。
やっぱり調律って大事なんですよねぇ。
歴史の中に強みがあるっていうのは
講師の言葉でしたが、
ピアノも全く同じ。
調律の歴史がそのまま
ピアノの基礎体力につながっています。
1回2回の調律では
大きな変化はありませんが、
5回10回と繰り返していくうちに
確実に力になっていっています。
そういうことを
もっともっと伝えていかなきゃ
いけないなぁと実感しました。
ちなみに平瀬楽器の創業は
明治8年。今年で147歳です。
ただただ長いだけと思っていたのですが、
歴史の中に強みがあるっていう
言葉をしっかり考えて、
いろんな強みを見つけ出したいと思います。
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