楽器に雨の被害があった場合

   

vol.1753

平瀬楽器のヒラセトモキです!

おはようございます!

全国各地で大雨が続いていますね。

皆さんの地域は大丈夫でしょうか?

うちもちょっと雨漏りや雨の染み出し
なんかがあって、いやーな気分になっています。。

 

●雨の被害

 

大雨の被害というと、
洪水とかの大きな被害を
想像されるかと思うのですが、
そういうのはちょっとイレギュラー。

そうなってしまうと
人間の力ではどうにもならないことが
ほとんどですよね。

 

そうならない程度の被害…
たとえば雨漏りであったり
吹き降りであったりで、

大切な楽器が
大きく濡れてしまった場合に
どのようにすればいいのかを考えてみます。

 

 

 

ピアノの場合、
基本的に水分・湿度厳禁なので
濡れたらすぐに拭く、が鉄則。

できるだけ早く乾かすことができれば
楽器の状態に
それほど大きな影響はありません。

 

 

管楽器の場合もこれと同じ。

すぐに拭くことでほぼ無問題と
いってもいいと思います。

もちろんフルートのタンポなどは
水分厳禁なので
もしかしたらダメージが残ることも
考えられますが、
すぐの対処でなんとかなります。

 

気をつけないければいけないのは
電子楽器です。

 

●電子楽器の場合

 

電子楽器はその名の通り
電気を使った楽器です。

電気は水分と仲が悪いですよね。

 

もし仮に電子ピアノに
吹き降りの雨がかかってしまった場合、
最悪のパターンだと電気のショートで
壊れてしまうことが考えられます。

そうならないように、
もし雨がかかっている等の被害を
見つけたら、
その段階でコンセントを抜いちゃってください。

で、しっかり乾かしきったのを
確認してから再度コンセントを
差すようにしてもらえれば
大丈夫だと思います。

 

これは電子ピアノだけではなく、
エレクトーンや各種アンプ類も同じです。

 

とにかく楽器類は基本的に
水とは相性が良くありません。

早め早めの対処で楽器の寿命は
確実に変わってきます。

くれぐれもご注意くださいね!

 


 

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■「ピアノ」って簡単に呼ぶけれど…



 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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