いろんなピアノを触ろう
vol.1730
今日も暑そうですねぇ。。
さすがにバテちゃいそうですね。
平瀬楽器のヒラセトモキです!
おはようございます!
—
世間は連休中ですね。
こういう時はレッスンも
少なめになります。
そのかわりレンタルが
増える傾向にあるようです。
●レンタル
レンタルと一言でいっても
いくつかの種類があるのですが、
最も多いのが
ピアノのレンタルです。
お家が電子ピアノの人たちが
生のピアノを練習したいからと
いって来られるパターンや
本番前だから
グランドピアノで練習したいと
こられるパターンがあります。
また、家では思いっきり
音を出せないので、というのも
レンタルに来られる理由の
1つなのかなと感じています。
●ピアニストの宿命
よほど高名なピアニストでない限り
自分のピアノをホールに持ち込んで
演奏するということはありません。
ピアニストはその日その場所にある
ピアノを弾かなくてはいけないんです。
他の楽器の人達は
自分の楽器を使うのが当たり前なので、
楽器のコンディションを整えるのも
自分の仕事です。
その楽器のクセや特性を知った上で
本番に望みます。
これが当たり前です。
でも、ピアニストはその楽器の
クセも特性もわからないまま触り、
本番を迎えることになります。
ピアノ学習者の多くが
コンクールに出場しますが、
彼らには当然リハーサルの時間も
与えられず、
どんな音が鳴る楽器なのかも
わからないまま
ピアノの前に座らされ、
本番で弾くことになるわけです。
なかなか酷でしょ?
でも、これがピアニストの宿命なんです。
●クセをつかむ
ピアニストはリハーサルの時間を
与えられます。
リハーサルは何をする時間かというと、
楽曲の練習をするのではなく、
そのピアノのクセを掴むための
時間に費やすことが多いそうです。
高音の鳴りが少し弱い
鍵盤がやや深い
ペダルがちょっと軽い
タッチが重い
etc
自分の感覚をピアノに合わせていく
という作業をリハーサル中に
やっているんですよね。
こうやって感覚的に
ピアノを理解するためには、
いろんなピアノを触っている
必要があります。
ホールの楽器、
音楽教室の楽器、
お家の楽器、
いろんなピアノに触って
経験値を高めていってくださいね。
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