中学生のトライやる。お互い学びがあります!平瀬楽器

   

初心者のための音楽サービス専門店 平瀬楽器の平瀬慶子です。

こんにちはー♪

今週は平瀬楽器三田センターに中学生が「トライやる」に来ています。

トライやるって?

トライやる・ウィークとは

兵庫県が、1995年の阪神・淡路大震災などを機に中学生に働く場を見せて学習させようとする趣旨から、県内の中学2年生を対象として1998年度から実施されている職場体験である。

通称「トライやる」

平瀬楽器ではここ数年、定番となった毎年の行事です。

例年は5月~6月に三田市内の中学生がこの「トライやる」に来ています。今回は三田市内ではなく神戸市北区の中学生を受けいれました。

 

まず何を体験してもらうのか

中学生の子どもたちに職場体験で何をしてもらうのかというと

まずは掃除」です。

楽器屋さんを希望している子は自身がピアノや楽器を経験したことがある子が多いです。子どもたちのイメージは「楽器」を触らせてもらえるかなと思ってますが、実はあまり触れません(笑)

分担して教室や店内の掃除機、教室備品の掃除、お店の前の掃除などが主な仕事です。

 

 

あとは「挨拶」です。

教室にはいろいろな人が出入りします。スタッフ、講師、生徒さん、お買い物のお客様。

誰が誰かわからないとは思うのですが、挨拶はちゃんとしてくださいとお願いしました。

 

2日目の午後、講師が中学生に向かって「さようなら」と声をかけましたが、作業している中学生は全く気がつかず・・・。もう一度講師が「さようなら」というとやっと顔をあげたのですが「・・・(私たちに言ってるの)」といった表情。あわててスタッフが「挨拶は?」というとやっと声が出ました。

 

なにか物事に集中していると声をかけられても気がつかないことがスタッフにも時々あります。集中することは大事ですが、店頭で接客の仕事をしている以上、挨拶しないのは絶対ダメなことです。中学生の様子を見ていて、店内のスタッフにも同じことが言えるなと痛感しました。

 

今日は本当にお疲れさまです

中学生のトライやるを受け入れるとその指導に手が取られてしまうので仕事は少し大変です。でも中学生の様子をみて指示することでこちらも色々な気づきがあります。

それぞれ得意なことが違います。反応も違います。きちんとした指示を出すとどんどんスムーズにできるようになります。

また私たちスタッフも中学生にわかりやすい的確な指示が出せるように心がけるようになれます。お互いに少しずつ成長できるよい経験をさせていただいているなと思います。

 

 

今日はピアノを磨いてもらいました。

ほらこんなにくすんでいたペダルがピカピカです!研磨剤を使っての作業はとっても力も根気も要ることで大変なんですが、とってもよく頑張ってくれました。

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明日もよろしくお願いいたします!一緒に頑張りましょう!

 

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三田で生まれ三田で育った三田っ子。平瀬楽器では主に教室の受付や販売を担当しています。実は発表会のアナウンスも頻繁に担当しています。2015年ヤマハスクールアドバイザー認定を受け、保護者の皆様からの様々なご相談をお伺いしています。 中学から始めたフルートとピッコロは現在も地元の吹奏楽団で続けています。

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