理屈も大事。でも気持ちはもっと大事。
vol.1238
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
今年の目標の1つに
「ピアノを弾けるようになる」
というのがあります。
調律師なんて仕事をしていると
ピアノは当然弾けるものと
思われがちなのですが、
おそらく実際には3分の2は弾けないんじゃ
ないかなーと思います。
ぼくは何とか今年がんばって、
3分の1のほうに加わりたいなと
思っています(笑)
そこで教材として選んだのが
こちらの本です。
http://hirasegakki.com/klfz
●コード
どんな本でも基本的な事は同じように
書いてあるのですが、この本は
コードを中心に書いてありましたので
それほど難解ではないかなと思い
手に取りました。
で、少しずつ見ているのですが…。
ぼくはもともとウクレレやベースを
やった経験がある関係で
コードのことを少し勉強してきた
歴史があります。
それがあるのでコードを見ても
アレルギーを感じません。
しかし一方でフルートだけをやってきた
嫁さまはコードが苦手なようです。
さすがにCを見たらドミソだということは
わかるのですが、
その他の展開がいまいちわからない
とのことなのです。
●だって、そうやもん。
5歳の姪っ子がヤマハで学んできた
ドミソ→シファソ→ドミソという
とても簡単なコード進行も、
嫁はなぜそうなるのかが理解できないと
言っていました。
姪っ子に聞くと、
「だって、そうやもん」としか
答えません。
まぁ、そらそうですよね(笑)
おとなになるとどうしても理屈で
考えてしまいがちなのですが、
コードというものは気持ち良いか悪いかが
基準になっていることが多い
ような気がします。
例えばドミソ→シファソ→ドミソは
クラシックでいうとⅠ→Ⅴ→Ⅰのパターン。
誰が聞いても気持ちが良い形です。
しかし子供にとっては、
これがどんな構成であっても
気持ちがいいから、
これが普通だから、
ということで体で覚えちゃう。
そういうもんなんじゃないでしょうか。
●理屈も大事ですが
今回買った本はどうしても理屈が多くて
最初とっつきにくい感じがしたのですが、
おとなって形から入りがちですもんね。
もちろん理屈はとても大事です。
でも理屈だけじゃなくて、
気持ちの面からもコード進行や
音の動きをとらえることができれば、
もっともっと音楽を楽しめるかも
しれないなと思いました。
せっかくの機会なんで嫁さまも一緒に
勉強していきたいなと思います。
目指せピアノを弾ける調律師!(笑)
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