インプットで成長、アウトプットでも成長
vol.1203
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
インプットとアウトプットは
どちらも大事とよく言いますが、
昨日はそれを感じた出来事がありました。
●折り紙を教わる
春から小学校に行く姪っ子は
最近急激にいろいろなことを
覚えていっています。
保育園で教わったのか、
折り紙などの古典的な遊びにも
興味があるようで、自分で本を見て
いろいろな作品を作っています。
昨日はそれを教えてと
お願いしてみたところ、
快く引き受けてくれました。
以下、その指導の模様です。
姪「あんな、紙のな、色のついてる方を上にするねん。
で、半分に折るねん。それもまた半分に。
で、広げて反対側の白い方が少しだけピロって
出るような感じに折るねん。
で、ここが真ん中に来るようにこんな感じで折るねん。」
関西弁バリバリなのはご愛嬌で(笑)
●教えてあげたという自信
彼女は折り紙が好きと言うだけあって、
指示は的確で押さえるべきポイントも
きっちり教えてくれました。
何よりそうやって
「誰かに教える立場に立つ」ということが
誇らしかったのが、
教えている彼女の表情はちょっと得意げでした。
同時に教えてもらって作ったぼくの作品も
きれいにできたので、それも嬉しかったようです。
彼女はおそらく保育園の先生から
この折り紙を教わったんだと思います。
そこで自分で繰り返しやることで
得意になっていった。
で、次は誰かに伝えるという立場に
立ったわけです。
インプットしてからアウトプットへの流れが
スムーズだったんですよね。
きっと彼女にとってあの折り紙は
もう忘れない折り方になると思いますし、
自分の得意な事になったんだと思います。
それぐらいインプットとアウトプットって
大切な関係なんでしょうね。
●意識するべきはアウトプット
日ごろの家庭学習はインプットしたものを
繰り返ししているだけで、
実際にはアウトプットとはいい難いのではと
思います。
ほんとの意味でのアウトプットって、
姪っ子が折り紙を教えてくれたように
誰かに対して学んできたことをそのまま
自分の言葉で伝えることができるかどうか
がポイントなのかなと思います。
そのためには自分の習熟度も
高めないといけないですし、
伝える言葉も工夫しないと
いけないはずです。
なので、少し手間も時間もかかりますが、
家庭学習の中で、
ほんの少しでいいので子供さんを
先生に見立てて、
聞いてあげることや尋ねてあげること
という時間をとってみるのも
良いのかなと思います。
もっと上手に教えるためには
どうしたらいいのかを
きっと子供ながらに考えてくれると思います。
それがおそらく成長なんだと思います。
小さなことでいいので、
ちょっと取り組んでみてくださいね!
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兵庫三田ピアノアカデミー
日 時:2020年2月9日(日)13:30開演
全国各地から集まった生徒さんによる一年間の成果披露コンサートです。 どんなコンサート?と気になった方は、こちらの記事をチェックしてください! |
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