4月4日は何の日?調律の日!

      2017/04/05

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

昨日の話で恐縮ですが、4月4日は調律の日だったんですよ。ごぞんじでしたか?

 

実は調律師です。

 

こう見えても実は調律師なんです。

たまーに店で調律をしてたり、ピアノの修理をしていると、ほぼ同じようなお声を掛けていただきます。

 

「もしかして、調律も出来るんですか?」

 

はい、できるんです。つーか、一応それが本職なんです(汗)

 

調律師協会

 

「一般社団法人日本ピアノ調律師協会」というちょっと大層な名称の会があります。

読んで字のごとく調律師が加盟する団体です。

 

少し前までは入会するのに筆記、実技、面接の試験がありまして、何でもかんでも全員合格という感じではありませんでした。かくいうぼくも実は一度不合格になりまして、リベンジして入会を認めてもらった出直し組なんです。

 

協会で何をやっているかというと、いわゆる親睦だけではなく、技術研修や社会への啓蒙などなど。

基本的に一匹狼が多い業界ですので横のつながりというのがほぼ皆無なのですが、調律師協会のおかげで知り合えた人も多く、それはそれで存在価値があるよなぁと思ったりもします。

 

全国各地のプロになりたての人から超ベテランまで、数千人という規模で活躍している団体です。

 

なぜ調律の日?

 

で、4月4日は調律の日というのはなんなのか、なのですが。

これはおそらく調律師協会が制定したものなのではないかと思います。だって、普通の人には意味不明ですもん。

 

はい、ここで答え合わせです。

なぜ調律の日が4月4日なのかというと、調律に関する数字440から来ているようです。

 

この440というのは、調律をするときに最初に基準となる音が440Hz 、つまり鍵盤の真ん中のラの周波数なんですね。…って、かえってわかりにくいわ!(笑)

 

そんなこんなで4月4日が調律の日、なのでありました。覚えておいてくださいね!

 

でも実際は

 

こんな風に◯◯の日って色々ありますが、たいていの業界ではそれにまつわるイベントをやったりしていると思います。

調律師協会も毎年4月4日付近の日曜日に「よんよんコンサート」というコンサートを実施しています。

ただ、このコンサートが調律師協会の啓蒙に一役買っているかどうかは不明です。

 

調律の日っていうのは年に一度のせっかくの記念日なので「どうせだったら調律をしなくっちゃ!」と思ってもらえるような取り組みをできたら良いのにな~って思うんですよね。

 

かくいうぼくも、実は昨日は普通に調律に伺っていまして、普通に終えて、普通に帰ってきてから調律の日に気づくという最悪のパターンでして(笑)

大切な誰かの誕生日を忘れていた!くらいにバツの悪い思いをしたわけです。

 

調律の日のやり方はまた今後考えていくことになるとは思いますが、みなさんはこんな中途半端なことにならないように、何かの記念日というのは早いうちから注意しておいてもらったほうが良いかなと思います!

 

  

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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