逆のパターンもあります
vol.1410
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
梅雨の時期は湿気が多いので
ピアノの調律には不向きです。
また、この時期は乾燥剤を入れる等
対策を施さないといけません。
●逆パターン
というのはある意味教科書的な対応で、
決して間違いではありません。
しかし、実際にお客様宅のピアノを
触っていると、そういう事でもない
パターンが比較的見受けられます。
例えば今日伺ったお宅のピアノは
約10年ぐらい調律をされていませんでした。
しかし調律自体はそれほど大きく
くるっておらず、スムーズに
作業させていただくことができました。
問題だったのは楽器の状態です。
内部が非常に乾燥していて、
いろいろなネジが緩んでいるような
状態でした。
鍵盤(タッチ)も感触がふわふわしていて
ちょっと弾きにくい状態になっていました。
●状態も個性なのかな?
梅雨の時期だから湿っていて、
音が籠もってしまい、
鍵盤の動きが悪くなる、
なんていうのは一般的な話なのですが、
実際にはこれと全く逆になっていることも
少なくありません。
ピアノには湿気が大敵、
そしてその対策には乾燥剤、
というのも間違いでは無いのですが、
それだけを思い込んで
あまり何も考えずに
そういう対応ばかりしているというのも
ちょっと違うのかなと思います。
人間ひとりひとりによって顔が違うのと
同じように、ピアノもそれぞれ状態が違います。
いま、このピアノがどのような方向に
向いてるのかをよーく考えて
対応することが大事だなと改めて感じた
今日の調律でした。
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