さらう、浚う、復習う
vol.1183
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昨日の記事でなんとなく書いた
「さらう」というコトバ。
どんな漢字を書くのかな?
っていうか、そもそも伝わってるのかな?
って、ちょっと気になったので調べてみました。
●浚う
まず辞書で調べると
この字が出てきます。
「浚う」
これはそのままの意味で
1.川や井戸などの底にたまる
土砂やごみを取り除く。2.容器などの中のものを
残らず取り出す。
「鍋の残りをさらう」
こんな感じです。
でも、我々は伝統的に「さらう」というのは
「練習をする」という意味で使っています。
もしかして辞書には載ってないの?と思い、
色々調べてみたら別の辞書で
こんな意味を見つけました。
3.教えられた事を、
あとで繰り返し練習する。復習する。
そうそう、これこれ!!!と思ったんです。
でもね、なんか字がおかしくないですか?
復習するのにさんずいの漢字を使うのが
不自然なように感じたんです。
●復習う
音楽的なアプローチで調べる方法は
ないのかなぁと他の辞書を探したところ、
「復習う」と書いて「さらう」と
読ませている辞書を発見しました。
意味はこれ
教えられたことを繰り返して練習する。復習する。さらえる。
そうそう、これです。これ!!!
●ギョーカイヨーゴ?
この「さらう」というコトバ、
もしかしたら業界用語なのかもしれん、
と思って、焦って調べたのですが、
実際は日本の古い言葉のようです。
井戸や川の底にたまる砂や小石を
「さらう」という作業は
何度も何度も同じことを繰り返すことで
成果が出るものです。
おそらくこれと同じ、
何度も何度も繰り返すことで
成果が出るという
楽譜を練習するという行為を、
昔の雅楽や小唄をやっている人たちが
「さらう」というコトバで
表現したんでしょうね。
●もしかしたらジャンル限定?
でもここでふと思ったんです。
そういえばピアノの先生から
「さらう」ってコトバを
聞いたことがないかもしれないって!
で、実際に鍵盤楽器の人に聞いてみたんですが、
やっぱり通じない!!
どうやら「さらう」というのは
オーケストラや吹奏楽出身の人たちが
好んで使うコトバのようです。
同じ日本語で、特別に業界用語と
いうわけではないのに
ジャンルによって使う人が違うって
おもしろいですよね。
どういう範囲で使われているのか、
また調べてみようと思います。
みなさんもなにかご存知でしたら
教えてくださいね!
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