ブリッジ修理にならないように！

vol.1178

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。

おはようございます！

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この機会に、あなたも音楽はじめてみませんか？

店頭でよく尋ねられる
あまりご存知じゃないことって
結構限られてきます。

昨日も店頭でそんな問い合わせを受けました。

●ギター

その方は高齢の方で、
昔たまに触っていたギターが
家に数本転がっているとのこと。

また弾いてみたいんだけど、
どうやら調子が悪いらしいんです。

何が調子悪いのか尋ねてみると…。

「弦が伸びとるんや」

ま、弾かなきゃ伸びますよね(^_^;)

今だと当然のように毎回チューニングするんですが、
どうやら昔の方はあまりチューニングは
しなかったようなんです。

なので、弦はそのまま張りっぱなし。

なんかの拍子で切れたら交換をする、
というのがポピュラーだったようです。
（ほんとはだめですよ！）

で、弦を張りっぱなしにしていると
何が起きるかといいますと、
ブリッジが剥がれるんです。

ブリッジというのは、糸巻きと反対側の
弦を止めている部分のこと。

あそこはボディと強く接着してあるんですが、
弦の張力とのバランスで
剥がれてしまうこともあるんです。

実はこのブリッジ剥がれも相談が
多い症状のひとつなんです。

●ブリッジ剥がれ

先にも書きましたが
ブリッジは弦を張っている
とっても重要な場所です。

なので、剥がれてしまうと
再度取り付けるのはかなり困難です。

瞬間接着剤で引っ付ければいいや、
ってなわけにはいかないんです。
（たぶんすぐ取れちゃいます）

過去に一度だけ、
ばらばらになったギターを修理する
ということで工場にお送りしたことが
あるんですが、
かなりの日数と費用をかけて、
ピカピカの状態になって戻ってきました。

それくらいしないとブリッジ剥がれは
直らないってことなんです。

弦の張りっぱなしってこんな弊害も
生んじゃうんですよね。

●糸巻きも

また、同じように糸巻きも
壊れやすい部品の1つです。

壊れ方はいろいろなんですが、
不思議とお客様が言ってこられる症状って
結構共通しているんですよね。

どんな事を言ってこられるかは…
明日のつづきにします（笑）

乞うご期待！

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