実はパイプオルガンって…

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はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。

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パイプオルガンという楽器を
ご存知でしょうか?

●パイプオルガン

昨日、仕事で某ホテルにお邪魔しました。

エレベーターを降りたすぐの廊下の角に
パイプオルガンが置いてあるの発見しました。

かっこいいですよね。
思わず写真を撮ってしまいました（笑）

●パイプオルガンの実は…

パイプオルガンというと
大きなホールや立派な教会に
備え付けになっている楽器、
というイメージをお持ちかと思います。

オルガンという楽器は
ハーモニカや鍵盤ハーモニカと同じように
リードという金属で作られた板が
空気の流れによって振動し、
そこから音が出る楽器です。

パイプオルガンは、そのオルガンから
出た音をパイプで拡大させて
伝える楽器です。

大きな音を出すために
太くて長いパイプがたくさんつけられており、
持って歩く楽器ではなく
備え付けの楽器というイメージ。

必然的に大きなホールとか
立派な教会とかに据え置かれる楽器
ということになります。

●現代のパイプオルガン

しかし現代のパイプオルガンは
そうではなくて、
中身は実は電子オルガンなんです。

この写真の楽器も右下の方を
よ～く見ていただくと分かるのですが、
フロッピーディスクで
自動演奏ができるようになっていたりします。

ま、いわゆるエレクトーンですね。

じゃぁパイプの部分は何なのかといいますと、
これは実は飾りなんです。

もちろんもしかしたら
多少の音が流れてるのかもしれませんが、
後付けでいくらでも豪華にできる飾りなんです。

これ、初めて聞いたときは驚愕でした。

パイプオルガンの幻想が
ぶっ飛んじゃいましたもん（笑）

●旧式もあります

でも実はパイプオルガンをお持ちの
ご家庭というのも少なからずあって、

古くから持ってらっしゃるところは
電子オルガンではなく
古典的な空気を送って音を出す方式のものを
使ってらっしゃると思います。

しかしメンテナンスができる人も
どんどん減っていくご時世では、
電子オルガンの方が便利なんですよね。

なんだかちょっと寂しい気もしますが、
実際には使い勝手も良いですし、
そういう時代の流れなんでしょうね。

パイプオルガンというと、
めっちゃすごい特殊な楽器！という
イメージで見られるかも知れませんが、

実際は中身はとってもポピュラーな
電子オルガンの場合がほとんどなんです。

またどこかでご覧になられたときは
じっくり観察してみてくださいね！

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