間を感じていますか?
vol.1061
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨夜テレビをぼんやりみていると、
若い頃に聞いていたラジオのDJの方が
出演されていました。
その方は定年される年令になっても
活躍をされていたのですが、
これからはゆっくり海外旅行とかを
してみたいとおっしゃっていました。
いやー、ステキですね。
●年齢を感じない
番組では、そのDJの方にラジオ風に進行を
してもらうという企画をやっていたのですが、
さすがに見た目はちょっとだけおじいちゃんに
なっているものの、おしゃべりは全然健在。
英語もカタカナのコトバも
たくさん飛び出しますし、
現役のDJと言われてもおかしくないような、
そんな印象を受けました。
そんな軽快なおしゃべりを聞いていて
感じたことがあったんです。
●マシンガントークが魅力ではない
あらためて聞いてみて感じたのは、
矢継ぎ早に出てくるコトバの多さではなく、
コトバとコトバの間のとり方が
絶妙なんだなーということなんです。
ラジオだと音しか聞いてなかったので
感じれなかったのですが、
テレビだとそれ以外の情報も見えるので
気づけたんだと思います。
お笑いでもマシンガントークだけでなく、
間で笑わせるというものもありますもんね。
やっぱり人が聞いて心が動かされるということは、
間こそ大事なことなんだろうなぁと思った次第です。
●時代によって
クラシックでも時代によって作風が違ってきます。
チェンバロで演奏をしていた時代は、
音を伸ばすことが出来ないという
楽器の特性もあって、トリルという奏法が
重宝されました。
この時代の音楽って、
ゆっくりなテンポだったとしても
なんとなくせわしなく聞こえるのは、
おそらくこれが原因なのかなーと思います。
(あくまでも個人的な感想ですが)
逆にもう少しだけ現代に近づいてくると、
ピアノも生まれますし、室内楽の文化も開花します。
「音を伸ばす」ことが普通にできるようになると、
これまでのトリルのように
ずーっと緊張状態を保つ必要がなくなり、
間を楽しめるようになります。
このタイミングがひとつのエポックメイキング
だったのかなぁ、なんて思ったりしています(笑)
音楽でも間、会話でも間、
いつも重要な間をどれだけ感じれるかって
大切なことだと思うんですよね。
意識していきたいですね!
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