弾きにくいピアノは誰のせい?
vol.1053
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
今日は朝から近所の幼稚園で出張コンサートでした!
●準備~リハーサル
幼稚園のお遊戯室にエレクトーンを運び、
ピアノを移動し、音響機材をセッティングし、
いざリハーサルスタート!
リハーサルといっても、
何度も同じようなコンサートを
実施している先生方なので、
もう慣れてらっしゃいます。
二人の合奏を少しと、
ご自身の練習を少しやったらそれで終了。
とってもシンプルなリハーサルでした。
でも、そのときに気がつけば
よかったのですが…。
●弾けてない?弾きづらい?
本番が始まって1曲目はピアノの連弾でした。
演奏を後ろの方から眺めていたのですが、
こんなところで間違うか?というようなところで
ミスタッチがありました。それも複数回。
先生も緊張されてるのかなあ~なんて
思ってたりしたのですが。
プログラムが進んで、
今度はピアノ独奏で子犬のワルツを
演奏してくださったのですが、
これでも同じような位置でミスタッチがあったんです。
その後の演奏もじっくり見ていると、
特定の位置に来たときに
なんとなく弾きづらそうにされている様子でした。
●弾けてないのではないのかも
コンサートが終わってから先生に
「このピアノ、弾きにくそうでしたね」
って声をかけたんです。
すると、
「いやぁ、私の練習不足です」
って先生がおっしゃいました。
もちろん謙遜も含まれるとは思うのですが、
これって危険なことだと思うんです。
たとえば、きちんと整備できていなくて
まっすぐ走れない自動車を運転する、
なんてとき。
まっすぐ走れないのはその方の運転技術ではなく
自動車側の問題ですよね。
ピアノもこれと全く同じなんです。
弾く人の技術も多少はあるのかもしれませんが、
楽器の状態というのも原因として
大きなウエイトを締めているわけです。
なので、当たり前ですが、
いい演奏をしようと思うと
楽器をいい状態にすることが
何よりも肝心です。
鍵盤がきっちり動くこと、
調律がある程度あっていること、
ペダルがきちんと作動すること、
このあたりが整ってからが
演奏者側の問題だと思います。
すべてを技術不足にしてしまうと、
どうしても補えない部分が出てきます。
原因を切り分けて
しっかり演奏できるようにしていきましょうね!
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