マイクの正しい壊し方
vol.984
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
先日行いましたまちゼミで、
マイクの使い方をお教えしました。
●よくあるまちがい
マイクの使い方をお話するときに
かなりの確率で驚かれることがあります。
マイクをアンプに繋ぎ、
きちんと音が出るかどうかを確認するときって、
どんな作業をされますか?
多くの方がされるのは、
マイクをボンボン叩くという行為。
あれ、絶対やっちゃダメなんです。
音というのは空気の振動です。
(理科の授業で習いましたよね?)
その空気の振動を伝えるために、
マイクの中には薄い鉄の板がぶら下がっていて、
その板が振動を受け、
電気信号に変換してアンプやスピーカーに
流すという仕組みになっています。
なので、マイクをボンボン叩くと
その鉄の板が外れ落ちてしまう…
つまりマイクが壊れてしまうんです。
あと、そのボンボンって音は結構なパワーがありまして、
下手をするとつながっている先のアンプや
スピーカーを壊してしまうおそれもあるんです。
なので、ボンボンはダメ、絶対、なのです(笑)
●よく見るから
このボンボンはダメというお話をすると
結構な確率で驚かれます。
ということは、大半の人達は普段から
マイクをボンボン叩いているということなんですよね。
そりゃあダメです。壊れます。
自分のマイクなら壊しても自己責任でいいんですが、
コンサートなんかで音響さんが持ち込んでいる
マイクだったりすると高級品だということも考えられます。
だったらなおのこと壊しちゃダメですよね。
でも、やっちゃうんです。
なぜかというと、
やっている人が多いから、
普通にみんなやっているから、
それが正しいと思うから、
ついついボンボン叩いてしまうんですよね。
これって結局、マイクの使い方なんて
教えてくれる人がいないっていうのも
原因の1つかと思います。
マイクは壊そうと思うと簡単に
壊れるヤワな楽器です。
壊れてからでは遅いです。
カラオケでもコンサートでも
やっちゃダメなのでご注意くださいね!
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