なぜヴァイオリンは2歳から、なんでしょうか?
vol.942
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
「ヴァイオリンを習うんだったら2歳から」
みたいなお話を聞かれた事はありませんか?
あの2歳というのはどういった理由から
言われているのかご存知ですか?
そして他の楽器でも同じように2歳から
なんでしょうか?
●ちゃんとした理由があります
まずヴァイオリンの場合、2歳というのには
結構きちんとした理由があります。
というのも、ヴァイオリンという楽器は
演奏している姿はとても優雅に見えますが
実はかなり身体に無理な格好をして
持っている楽器なんです。
ですので、まず楽器の持ち方(首の角度や顎の位置)などを
自分の身体に徹底的に覚え込ませないと
いけないため、なるべく小さい頃から
始めた方が良い、と言われています。
もちろん弓を動かす腕の動作なんかも
同じです。
大きくなってから覚えるよりは
小さい頃に習慣として身につけておいた方が
上達が早いんですね。
ちなみにフルートなんかも同じ。
不自然な格好で持つ楽器というのは
まず身体に覚え込ませるのがベターなようです。
(ただし最近は2歳というのはあまり言わなくなってきています。
指導者によっても考え方がありますので、ヴァイオリンを習おうと
お考えの方は、なるべく早めに一度ご相談いただくことをおすすめします。)
●サイズの問題
しかしすべての楽器がそうではありません。
例えばギターという楽器は
楽器そもそものサイズが決まっています。
もちろん子供用の小さいギターもありますが、
それでもある程度の腕の長さや
身体の大きさがないと構えることができません。
金管楽器なんかも当然です。
大きな楽器の場合は、身体が成長していかないと
構えることができませんので、当然演奏は
その先の話になります。
●135cm
ドラムはどうでしょうか。
ドラムも全く同じで各太鼓に手が届かないと
演奏ができません。
ですので、あまり小さいお子さんだと
演奏はできない楽器なんです。
当店でもドラムのレッスンは行っていますが、
大体135センチ以上のお子さんであれば
レッスンすることができますよと
お返事をさせていただいています。
この135センチというのはバイオリンやギターの
楽器選びの場合におとなサイズの楽器を選ぶ
基準の身長になります。
小さい頃から始める方が有利な楽器もありますし
そうでないものもあります。
無理してやっても上達はしませんし、
キライになっちゃう可能性があります。
やりたい楽器の性質をよーく考えて、
始めるタイミングを見計らってくださいね。
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