学ぶこと・習うこと
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
「学ぶ」の語源ってご存知ですか?
●学ぶ
よく言われているのは
「学ぶ」は「真似る(ぶ)」が変形してできたということ。
「学ぶ」を辞書で調べると、
【学ぶ】
①まねてする。ならって行う。
②教えを受ける。業を受ける。習う。
③学問する出典:岩波書店『広辞苑』
ってな感じで書いてあります。なるほど。
ピアノだって最初は先生がお手本を示して、それを真似るところが始まりです。
最初は何でも真似ることがスタートなんですね。
芸事の習得方法として守破離ってあるじゃないですか。
あれなんかもまさにそのとおりで、
守=まねる
破=その皮を少し割ってみる
離=そこから離れてオリジナルへ
てな感じなんだと思います。
これも最初は模倣がスタートなんですよね。
まずはここから。
●習う
じゃあ、「習う」ってなんでしょうか?
【習う】
①繰り返し修めて行う。
②教えられて自分の身につける。学ぶ。出典:岩波書店『広辞苑』
辞書によるとこんな意味のようです。
「習う」というコトバがどちらかというと
芸事に使われるイメージが強いので、
意味を読んでみるとなるほどそんな感じかなーと思いますよね。
ピアノでもギターでも「習う」ということは
誰かに教えてもらうということであると同時に、
レッスンや練習を繰り返し行うということでもあります。
結局どれだけ素晴らしい指導者についていたとしても、
練習を重ねないと上手にはなれないです。
アタリマエのことですけどね。
●たいせつにしたいもの
今は昔と違っていろいろな教本が出版されていますし、
指導体系も整っています。
でも、芸事の基本は「まねる」ことと「ならう」こと。
そして、その向こうには教えていただく方への
リスペクトがないとダメだと思います。
ネットが便利になり、人と人とのつながりが
若干希薄になっている現代においてでも、
こういう根っこの部分を大切にしていきたいなぁと
平瀬楽器は思っています。
学ぶはまねぶ。習うはくりかえす。
アタリマエのことをアタリマエに
伝えていきたいなと思っています。
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