M1とピアノと一歩踏み出す強さ
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます。
いまさらですが、M1の件でなんやかんやとゴタゴタしていますね。
ぼくはあまりこの件には興味が無いのですが、
少し思う事がありまして
●憤り
今回の件は、
自分の芸をきちんと評価してくれなかったことに
対する憤りが表に漏れてしまった、というのが
単純なところかなと思います。
でも、これって過去からあると思うんですよ。
きっと、今が初めてではない。
ただ、その憤りを漏らしてしまったのが
ネットというのがまずかった。
影響力のある人たちの発言は、
どんどん広がっていってしまい、
もう止められなくなってしまっている。
本人がいくら反省をして動画を消しても、
どこかで保存されちゃっている。
ネット社会の怖いところだと思います。
●コンクール
ピアノの世界にはコンクールというものがあります。
M1と同じように問題が起きることがあります。
というか、確実にいつも問題を内包しています。
お笑いも音楽も主観的なものです。
ある人が見て、良い!と思ったものが
別の人が見ても良い!とは限らない。
それをわかっていてコンクールに出るのですから、
評価される場合とされない場合があって当然だと思います。
ピアノのコンクールの場合は、
基礎的な力はもちろん表現力等も重要になってきます。
思ったより評価されないこともあると思います。
そういった場合、何が足らなかったのかを
振り返って次の舞台に臨む。
それが大切なことなんです。
そこで立ち止まってぐだぐだ言ってても
何も変わらないんです。
●使うもの
コンクールって、結果が全てではありません。
指導者と生徒さんと保護者ががっちりスクラムを組んで
次に進んでいく姿が美しいと思っています。
もちろん結果も大切です。
でも、それ以上に大切なのはプロセスだと思っています。
ひとつのコンクールが終わり、
その場で立ち止まっていることほどもったいない事は
ないと思います。
憤りもあるでしょう。
アピールしたい気持ちもあるでしょう。
でも、前に向かって進んでいきましょう。
その一歩が強さになる。
その一歩がきっと自分にとっての
良い未来を作るんじゃないかなって思うんです。
最新記事 by ヒラセトモキ (全て見る)
- 🎶11月・12月限定!音楽教室 初月月謝無料キャンペーン実施中🎶 - 2024年11月13日
- 心を一つに奏でるエレクトーン 〜11月3日、感動のアンサンブル部門大会〜 - 2024年10月21日
- 整調、忘れていませんか?ピアノの基礎を整える大切さ - 2024年10月11日