楽器が欲しい気持ちはわかるけど
2018/11/30
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
吹奏楽部に入部して約1年。
中2くらいになってくると少し楽器が吹けるようになり、
そろそろマイ楽器が欲しくなるんですよねぇ〜。
でも、その欲求には「待った!」と言いたいんです。
●ほしいほしいほしい
吹奏楽部でマイ楽器を買い出すのが、だいたい中2くらい。
やさしい親御さんが、がんばってるんだからそろそろ…
てな具合で与えられることが多いようです。
それはそれで間違いではないです。
マイ楽器はとっても大切に扱いますし、
そういう気持ちって大事ですよね。
でもね、だいたいそれってフルートやトランペット、
クラリネットなどの
それほど大型ではなくて比較的手が出やすい
価格帯の楽器類の話なんです。
オーボエやホルン、トロンボーン、ユーフォニアムなどの
大きな楽器や高価な楽器は、
ほいほいと買うわけにはいきません。
でも、ほしいほしいとねだってくる。
じゃあ、手が出る程度の楽器を…って考えちゃうのが
親心。
でもね、それに「待った!」なんです。
●高価なものだからこそ
昨日のピアノの話もそうなのですが、
楽器って総じて高価なものです。
高価なものだからこそ買うときに悩みますし、
ポンポン買いかえたりするものではないと思うんです。
たとえば中2で180,000円のトロンボーンを
買ったとして、
高校に入ってもう少しいいものがほしいから
ということで300,000円のトロンボーンを再び買う、
なんてことが現実的でしょうか?
資金的にも気持ち的にも難しいと思うんですよね。
●商売っ気ないですが
当店では、こういうご相談があった場合は
このようにお答えするようにしています。
楽器が欲しい気持ちはわかりますが、
高校に入るまではガマンしませんか?
高校に入ってから、大学や社会人になってからでも
長く使える良いランクの楽器を買う、というのも
いい選択だと思うんです。
むしろこの方がしっかり実力をつけてから
いい楽器を持てますので、
いい音が鳴らせやすいとも言えます。
というのも管楽器は総じていい楽器ほど
いい音を鳴らすのに実力が必要だからです。
実力も伴わないうちからいい楽器を与えても
いい音なんて鳴りません。
商売っ気がないかもしれませんが、
音楽を長く好きで楽しんでいただくためには
闇雲に与えすぎないことも必要かなーと思います。
あくまでも一個人の考え方と対応ですが、
ご参考にしていただければ幸いです。
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