専門用語は専門家の用語

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨日は秋祭りの会議に出席してきました。
●祭りの会議
秋のおまつりにはだんじりがたくさん出ます。
これまでは各地区できっちりルールを守って
運行していれば問題なかったのですが、
数年前に悲しい事故があってからは
運行安全会議が実施されることになりました。
安全会議といっても地域の代表が寄っての
打ち合わせ会。
こういう会議に出てくる人は
いわゆる祭り大好きな人たちです。
まつり大好きをアピールされます。
もう気持ちはすっかりお祭りモードです(笑)
当然会議の責任者もお祭り好き。
進行役の総務の方もお祭り好き。
話題も当然お祭りのことですから
盛り上がらないわけがないんです。
ただ、ちょっとお祭りが好きすぎて
初参加のぼくなんかにはわからんなぁ
ということもちらほらと見受けられました。
たとえば、集合場所の名称。
「なんとか門」って言われてもわかんないんです。
だんじりの担ぎ方の専門用語を言われても
わからないんです。
●専門用語
日頃仕事をしている中で、専門用語を使うシーンが
少なからずあります。
でも、さっきの会議のように使いすぎると×。
だってそれだけではわからないから。
せっかく話しているのに伝わらなかったら
意味がないからなんです。
仕事だとそれを丁寧に一般共通語に
ほぐして伝えなきゃいけない。
それがプロの仕事だと思うんです。
たとえばピアノでいうと、
サイズの専門用語(指標?)として
「1型」「3型」なんてのがあります。
1型はだいたい120cmくらいのピアノ、
3型は130cmくらいのピアノの総称。
ただこれも131cmだったり133cmだったり
わりとあやふやだったりします。
でもこれでいいんです。
なんとなくわかればいいんです。
その「なんとなくわかればいい」という
感覚も専門用語に含まれるわけです。
●専門用語は専門家の用語
高さを伝えるならcmで伝えれば
誰にだってわかりやすいわけです。
でも、あえてcmで表現はしません。
ピアノは1型・3型で表現するのが
ぴったりだからなんです。
それは何故かと言うと、背の高さで
重要なのはリアルな寸法ではなくて
鳴りの問題なんです。
専門用語って多分それだけでは
伝わりにくいです。
上手に使う、もしくは使わない。
そのあたりのチョイスも
気にかけていかないなと思った次第です。
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