並べて考えるのもおもしろいですよ
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
先日、楽譜は言葉でそれぞれの文化があるから
おもしろい、的なことを書きました。
ちょうど昨日、ファッションについて少し考える
機会があって調べ物をしていたのですが、
これも同じだなぁと感じたんです。
●どんなものを着ていたの?
昨日調べていたのは、1870年代頃って
どんなものを着ていたのかなということでした。
当時の人たちは王朝の華やかな衣装が一般庶民まで
降りてきて、若干カジュアルではあるものの
少し華やかな衣装が流行ってきていたようです。
女の人のスカートはふわっと広がっていて
少しゴージャスな感じ。
男の人はちょっといい感じの燕尾服的な服を
着ているような写真をたくさん見つけました。
●知ること
その時代の背景を100%知る事は難しいのですが、
こういう時代の文化を知ることでその時代の人たちが
どういう生活をしていたのかなということを
伺い知ることができます。
と、同時にこの時代の音楽って
どういう音楽だったのかなということを考えると、
またそれも文化を知るきっかけの1つに
なるんじゃないでしょうか。
例えば1870年代は近現代の少し直前、
ロマン派の後期にあたります。
音楽的にいうと代表的な作曲家はドビッシー。
女性の広がったスカートとか、男性のちょっと
着飾った感じはドビュッシーの小洒落た音楽に
ぴったりかもしれません。
音楽はもともと王朝の娯楽でしたが、
時代とともに庶民のものになってきて
それがはっきりした時代、
そのような感じがしました。
●文化
楽譜は言葉。楽譜は文化。
音楽のことと同時に他の文化も並べて
一緒に見てみるといろんなものが
見えてくるかもしれません。
それが仮に間違った考察であったとしても、
考えるという行為自体が尊いと思うんです。
テレビを見ていてもいろいろな情報が
飛び込んできます。
その情報を鵜呑みにするのではなく、
一旦立ち止まって考えてみる。
並べて考えてみる。
そのようなことをすると、
もっともっと楽しく興味を持って
接することができるのではないでしょうか。
なんとなく調べた衣装から思いを馳せた
昨日の一瞬でした。
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