超重要!椅子の高さとペダルのセット
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨日は発表会、そして今日はコンクール、と
同じホールに通勤しております。
●椅子の高さ
昨日の発表会では補助ペダルや足台のセッティングや
椅子の高さの変更担当を久しぶりにやらせてもらいました。
基本的に椅子の高さなんてのは、
日頃の練習やレッスンで使われている高さで
セッティングをすれば問題ないはず。
でも、これが違うんですよね〜。
ご存知でした?
ピアノの椅子ってすべて同じ規格じゃないんです。
同じような形をしている背付きの椅子であっても
規格が違うので、上から○番目の段は
それぞれ微妙に違う場合があるんですよね。
なので発表会やコンクールの際の椅子の高さ合わせは、
「いつもと同じ○段目」は超危険なんです。
これはご注意を!
●足台・補助ペダル
10年ほど前までは、足がブラブラしているなら
足台に置きましょうねという程度で、
補助ペダルなんかは無理して使う必要ない、
というような風潮でした。
でも、ここ数年の道具の進歩で
補助ペダルを使うのは当たり前になってきました。
コンクールなんかでも補助ペダルを使っての
演奏をよく見ますよね。
なので補助ペダルのセッティングはとても重要です。
ペダルがうまくはまっていないと演奏を演出する
効果が生み出せないばかりか、
演奏が細切れになってしまう恐れもあります。
せっかく練習してきたのに本番でだめだった!は
本当にもったいないですもんね。
●かっこいい
昨日の発表会では、
高校生くらいかな?大きめのお兄さんの生徒さんが、
椅子を一番下までがーんと下げてポピュラーな曲を
演奏してくれたのですが、
その様子がとてもかっこよかったんです。
大物感というか、落ち着いた感じも演出できますし、
実際落ち着いた演奏でしたし。
グリッサンドなんかもばっちりきまって、
ジャズを弾いてもいい感じになるような雰囲気の
演奏でした。
逆に、身体は十分大きいのに妙に高い椅子で
演奏をしていると演奏しづらいだけでなく、
どうしても演奏も縮こまって見えます。
椅子の高さって演奏面の問題もありますが、
見た目の演出という意味でも大きいですよね。
椅子の高さやペダルのセッティングなど、
どうでもいいものでは決してありません。
しっかりチェックしていい演奏につなげてくださいね!
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