「ピアノの調律お願いできませんか?」と連絡もらって嬉しかった話

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

人のつながりってありがたいもんだなぁと思うことがよくあります

1番感じるのはやはり仕事の紹介をしていただけるとき。

他の誰でも成り立つ仕事なのに自分に振ってくれてるっていうことがとてもとてもありがたいな~と思っちゃうんですよね。

 

調律お願いできませんか?

 

今日も実はそんな紹介のような形で仕事に行って参りました。

昔にまちづくり関係でバタバタしてる時に知り合った方なんですが、基本的に会うのはそういう系の会議や飲みの席ばかり。よく合うからもちろん知っているし、軽口叩ける関係になっているけど、お互いの仕事って何をやっているのかをちゃんと把握できているかというとちょっと微妙、という感じの距離感でした。

しかしある日突然その方から、「調律お願いできませんか?」と連絡がありました。

覚えていてくれたんだなぁということと同時に、この人だったらまぁ大丈夫だろうと思っていただけたのが嬉しかったです。こういうときの嬉しさって格別ですよね。

他にも先日は、所属している勉強会で知り合った方から仕事をご依頼いただきました。

車で約40分ぐらいかけて伺うところですので決して近くでは無いのですが、それでも呼んでいただけるのがすごくうれしくて。

 

実はハードル高め

 

調律という仕事は、どうしてもお家の中に入らせていただく仕事です。

なので、誰でも彼でもウエルカムというわけにはいきません。

特にちょっと知っている程度の人であれば、家族ぐるみのおつきあいとか以外では家にいれることに抵抗がある方も多いのが事実です。

それなのにも関わらず呼んでいただけるって嬉しいなーって思います。

 

 

そんな感じでご依頼いただいた仕事というのはやはり力(リキ)が入ります。裏切っちゃいけないなと思う部分もあります。

基本的に技術の仕事ですのでおまけっていうのはできないので、何かしら技術的な部分とかそれ以外のところでサービスしないといけないなぁという思いに駆られるわけです。

 

今日はこれまで培ってきた経験と技術(ってそんなに大してものではありませんが)で、楽器の状態についてのアドバイスを細かくさせてもらいました。

まぁ、何かしら頼んでよかったなと思ってもらえるような仕事ができたらなと思っています。

 

調律の仕事

 

調律師の仕事って調律だけと思われがちですが、実際には調律は仕事の一部分に過ぎません。

たとえば湿気の多いお部屋に置かれたピアノは鍵盤やアクションの動きが悪くなりがちなので、部品を交換してスムーズに動くような修理を行ったりします。

何方かからの紹介だからがんばるとかがんばらないという次元の話ではなく、使われる方が気持ちよく弾いていただけるようにサポートするのが調律師の仕事なんです。

なので、調律だけではなく、実は細かい部分もコソコソと触っていたりするんです。

 

なかなか伝わりにくい仕事ではありますが、憶えてもらいやすい仕事なのかなとも思います。

もしこれを読んでくださった方も、気軽にご依頼くださいね。がんばって触らせていただきます!

 

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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