音楽で感じる幸せ〜反省と次にやらなきゃいけないこと

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

今日はある合唱団の定期演奏会に行ってきました。

合唱

 

自分の属性は鍵盤もしくは管楽器なので合唱というのはあまり好んで聞く事は無いのですが、最近は諸々の関わりで合唱祭みたいなものに出かけたりすることも多くなっています。

ただし今日伺った合唱団だけは特別で、過去5回の定期演奏会おそらく全て足を運んでるんじゃないかなと思います。まぁ知ってる人がたくさんいるというのも理由の1つなのですが、根本的に上手なんですよね。しっかり練習されているのが伝わってくるんです。それと皆さん凄く楽しんでらっしゃるのも伝わってくるんです。

 

音楽を仕事にしているけど

 

私はプレーヤーではありませんが音楽を生業にしています。

正直いいまして音楽を純粋に楽しむという点では若干引いた目で見ているところもあるかもしれません。

事実、昔から所属している吹奏楽団も仕事が忙しいだのなんだのと言い訳を付けてなかなか練習に行けていない日々が募っています。

 

もちろん日々の仕事や日々の暮らしは音楽で溢れています。

しかし音楽で楽しんでいるかと言われれば若干の「?」がつくんですよね。

 

今日の約2時間のコンサート、本当に楽しませていただきました。

もちろん難しい曲は若干うたた寝したりしてしまいましたが、総じてすごく練習を積んでこられたんだなぁっていうことが伝わってきましたし、演奏会自体の構成が素晴らしかったのでぐんぐん引き込まれる思いでした。

指導の先生も素晴らしい方なのですが、そのキャラクターだけではここまでのことはできていないはず

楽団員皆さんのがんばりと先生のがんばりがうまくかみあって、この楽団の魅力ができているんだと思います。

 

幸せ

 

こういうコンサート行くたびに思うのですが、やっている人たちはもちろん、お客様として来られている皆さんもとても幸せそうな顔をして会場から出て行かれます。

これってこういう行事で1番大切なことなんでしょうね。

 

我々の仕事は音楽です。この部分で人達いろんな人たちを幸せにしているんだと言う自負あります。

しかし、こういう光景を目の当たりにしたときに、我々の仕事でたくさんの人を幸せにできているのかなって思いました。

例えば発表会。

発表会を終えて、みんな幸せな気持ちで帰ってくれてるんだろうか。

例えばコンクール。

終わって帰る時に幸せな気持ちで帰ってるんだろうか。

 

いろんな反省と、次にやらなければいけないことが見つかった今日のコンサートでした。

 

 

アマチュアの音楽は…なんで上から目線で言うつもりは全くありません。プロはプロの良いところ、アマチュアはアマチュアの良いところがあると思います。

音楽を楽しむという点ではプロよりもアマチュアのほうがもしかすると上かもしれません。

そんなすてきなアマチュアの皆さんから、たくさんたくさん刺激と気づきをいただいた今日のコンサートでした。

 

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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