ジャンル・ノンジャンル・ジャンル

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

つい先程の話です。

Facebookを見ていると、
ある方が沢田研二さんのYouTubeのリンクを
シェアされていました。

これまで特にかっこいいと思った事はなかった
沢田研二さんなのですが、

その動画をなんとなくボーッと眺めてしまい、
改めて見てみると意外とかっこいいなーと
思ったわけなんです。

さて、そこにはどんな秘密があったのでしょうか?

 

●名曲

 

リンクされていた曲は「時の過ぎゆくままに」。
ご存知の方も多い名曲です。

ただ、これまで
しっかり聞いてきたことがあるのかといわれると
実はそうでもなく、
今回初めてゆっくり何度も何度も聞き返しました。

 

ジュリーの歌が上手なのか、
この曲がステキなのか、
もちろんそのどっちもの魅力があっての
ヒット曲なんだと思うのですが、

客観的にこの曲を聴いたときに感じたのは、
今だったら演歌の扱いに
なるかもしれない曲だなーということでした。

 

歌い方や曲調などいろいろな要素が重なって
演歌のように感じたわけではありますが、
一度そのように感じると
完全に演歌のように聞こえてしまうから
不思議なもんですね。

 

●ジャンル

 

ただし演歌だからといって
古臭く感じるかというとそうではなく、
ジャンルに縛られることもなく
いい曲はいい曲なんですよね。

 
だから何度も何度も聞いてしまいましたし、
機会があればカラオケなんかでも
チャレンジしたいなと思いました。

 

 

この「ジャンル」というものに
日本人は縛られがちです。

 

若いんだから演歌なんか聞かないとか、
クラシックなんか難しいからダメとか、
やっぱりジャズがオシャレだし!とか。

 

まぁいろいろな思いがありますし、
それが全部先入観だとは思いませんが、

意外とこのジャンルにこだわるのは
日本人の共通点だと思います。

 

●発表会はジャンル関係なし

 

ちょうど今日
発表会の初日を終えたわけでありますが、
1日終えて感じた事は
エレクトーンのアンサンブルという世界において、
ジャンルというコトバは
ほとんど関係がないという事なんですね。

 

今日もアニメの曲からクラシックの名曲まで
色々なジャンルの曲を聞かせてもらいました。

さすがに演歌はなかったですが、
じゃあエレクトーンで演歌が
演奏できないのかといいますとそうではありません。

上手に演歌を演奏されるプレイヤーもいますし、
1台ですごい大編成のオーケストラを表現される
プレイヤーもいらっしゃいます。

 

そういう方々に比べると
まだまだ勉強中の子供さんは未熟かもしれませんが、
数人が何度も何度も集まって練習を積んできて
披露した今日のアンサンブルは
それぞれがとてもステキな演奏でした。

 

 

クラシックは難しいからニガテ~ではなく、
アニメだからきっと子供っぽいだろーなーでもなく、
素晴らしい演奏を聞きに来られませんか?

 

明日3月11日も発表会は続きます。

こどもさん達の精一杯の演奏、
楽しい演奏をぜひ聴きにおいでください。
お待ちしています。

 

 

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

 - 発表会, 考えていること