小さな好奇心が何より大切
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
今でこそ鼻歌交じりでも行えるギターの弦交換ですが、
当然ながら最初はできるわけもありませんでした。
●ピアノの調律師
はじめはピアノの調律士の資格を持って入社した私は
ピアノの調律はできてもそれ以外の楽器のついては全くゼロ。
知識も技術もない状態でした。
お客様のお家に行きピアノを触らせていただくことは
できても、日々店に来られるお客様の楽器の
メンテナンスをすることはできませんでした。
よく勘違いされるのですが、
ピアノの調律師はあくまでもピアノの調律師であって、
楽器全般触れる人ではないんです。
ギターのクラフトマン(作る人)が
ピアノを作れるかというと作れないですよね。
それと一緒なんです。
なんとなく楽器は全般触れるんだという
イメージで見られることが多いんですが、
全く違うんです。
●ピアノ<ギター
で、日々の店番をしていると、ピアノの調律よりも
ギターのお客様の方がはるかに数が多いんです。
当然ギターの弦交換や、昨日のブログのような
糸巻きの交換のような作業が非常に多く
やってくるわけです。
しかしやったこともないし、やり方だってわかりません。
どこからどう手をつけていいのやらという状態でした。
そこで当時の店長やギターの講師に弦の巻き方を
教えてもらい、おぼつかない手つきで弦交換を始めたのが
最初でした。
指を弦で刺したことも数限りなくあります(笑)
何度か弦交換をやっていくと、
少しずつギターの構造を覚えていきます。
続いてやったのはギター関係の楽器やアクセサリを
扱っている卸元の商社に出向いていって
ギターのメンテナンスを教えてもらいました。
学生時代にハンダゴテとかちゃんと触ってなかったので
おっかなびっくりの作業でした。
こうやって次はエレキギターの修理を覚えました。
●無理といったら無理
こんなふうに私の場合は必要に繰られて
ではありましたが、少しずつ覚えていくことで
今では色々なことが出来るようになりました。
これはギターの弦交換や修理だけではなく
楽器の演奏でも同じなのではないでしょうか。
私には無理、不器用だから無理、
そんな事ないですよ、きっと。
1歩踏み出す勇気と少しの好奇心があれば
きっと解決できることの方が多いんじゃないかなと
思います。
ちょうどもうすぐ春。
新しいことにチャレンジするのにピッタリの季節が
やってきます。
無理と決める前にぜひ一度チャレンジ
してみてはいかがでしょうか。
当店でお手伝いできることは全力で
関わらせていただきますよ!
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