地域で生きるとはこういうことなんだ
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨夜はある知り合いのお通夜に行ってきました。
●地域で活躍
彼女は古くから地域で活動し、
この地域で子育て支援サークルの先駆け
となった人物です。
仕事上の絡みはほとんどなかったものの、
地域でいろんな活動している人たちと
間接的につながることがありましたので、
いろんな場面で出くわすことが多かった1人です。
とっても元気なおばちゃんというイメージでは
ありましたが、
重い病気には勝てず本当にあっさりと逝ってしまいました。
●痛快
昨夜のお通夜、
痛快(っていうと語弊があるかもしれませんが)
だったのは親族が15名程度に対して
一般の弔問客が150~200名も送られていたということ。
そこには若いお母さんや子供たちの姿もたくさん見えました。
きっと子育て支援活動の中で彼女と一瞬でも
関わった人はもっともっとたくさんいるんでしょう。
こんなにたくさんの人たちが来るんだ。
悲しんでくれるんだ。ある意味痛快でした。
たった53年の短い人生ではありましたが、
確実に爪痕を残したよねと思いながら会場を後にしました。
●地域を意識する
平瀬楽器もまったく一緒で、
(もちろん遠方から教室に通っていただいてる方も
いらっしゃいますが)地域の皆さんが通われる音楽教室です。
当然一度入会された方がずーーっといらっしゃるわけでは
ありませんので何かのご事情で退会される方も
たくさんいらっしゃいます。
しかし、それはまたこの地域で平瀬楽器に
関わってくださった方が1人増えたのかなと
前向きに解釈をしています。
実際に中学や高校の吹奏楽部を見ていても、
当教室出身の子供たちの名前をちらほら見かけますし、
音楽大学を卒業した面々が出演する
新人コンサートのような催しでも、
当教室の卒業生が出演するという事は
特に珍しいことではありません。
地域で仕事をさせていただくということは
しがらみやややこしいこともあるかもしれませんが、
われわれはそこを大事にしていかなきゃいけないんだと
改めて感じています。
●理念
音楽で、この街の笑顔を増やします。
この理念を作った時、
実はそれほど深くは考えていませんでした。
しかし昨日のお通夜に参列させてもらって、
街や地域で生きることを強く意識してしまいました。
彼女の意思を継ぐ、だなんてだいそれたことは
言えませんが、
地域で生きる者として、地域の人たちと
もっと深く関わって、
地域に笑顔を増やしていく仕事を
もっともっとがんばっていかないと、と
強く強く感じた昨日のお通夜でした。
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