応援される人

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます！

自慢じゃありませんが、

野球ってあまり詳しくありません。

でも、彼の活躍くらいは知っています。

●彼って

彼とは日本ハムの大谷くん。

デビュー当初から投打で活躍し、

来シーズンからメジャーへ移籍することに

なりましたよね。

いくら野球に興味がなかったとしても

それくらいは知ってます（笑）

●回り道

彼は高校卒業後直接メジャーへという道を

考えていたにも関わらず、

監督からの猛烈な説得を受け

日本の球団に所属することを決めました。

回り道に見えた人も多かったと思います。

しかし、昨日の退団発表イベントには10,000人を

超えるお客さんが集まったんです。

それを見てこんなことを思いました。

●応援してくれるって大きい

直接メジャーに行っても活躍したかもしれません。

しかし、母国でこれだけたくさんの人が

応援をしてくれる環境を作れたというのは

ものすごく大きなことだと思いますし、

何より彼の力になるんじゃないかなと思うんです。

これは野球だけじゃありません。

音楽だって芝居だって、人前で何かをする人にとって

応援してくれる人がいる、というのは

ものすごいパワーになるんです。

ライブをするからチケットを買ってもらう。

会場に足繁く通ってもらう。

がんばってと声をかけてもらう。

色んな形の関わり方があるとは思うのですが、

どんな形にせよ、影響の大小があるにせよ、

応援してくれる人の存在って大きいんですよね。

蛇足ですが、これは我々商売人も一緒です。

「あっちの大きい店のほうが安いけど、

あんたのところが好きやからあんたのところから買うわ」

こんなふうに言っていただけたらサイコーに嬉しいです。

余計にサービスしちゃいます（笑）

●応援してもらえる人になろう

じゃあどうしたら応援してもらえるのでしょうか。

野球が上手だったら応援してもらえすますか？

ピアノが上手だったら応援してもらえますか？

もちろんそれは最低条件だと思いますが、

それだけでは応援の輪は広がりません。

必ずその野球やピアノをしている「人」そのものを

見られ、その人に対しての声援を送ってくれるのが

応援だと思うんです。

野球が上手だったらいい、って考え方は×です。

ピアノの練習だけをしていたらいいわけはないのです。

色んな人と関わり、人としてきちんと

生きていくことがベースにあり、

その上で評価してもらえる努力対象のものがあり、

ようやく応援という流れになるんじゃないかなと

思うんです。

そういう意味では彼はとっても好青年。

応援したくなる存在です。

大きな舞台で挑戦する彼を応援すると同時に、

我々も誰かから応援されるような人に

なりたいものですね。