「会して議せず」ってなに?

   

はじめの一歩平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

昨日の夜は、あるイベントの会議でした。

今日は会議についての考えをまとめてみようと思います。

 

●会+議+決?

 

「会して議せず、議して決せず」

 

少し年上の会社員の方々とお話をすると、

こういうことを言われることがたまーにあります。

 

 

「会して議せず」とはメンバーは

きちんと集まっているのに議論が交わされない

状態を表しています。

 

上司からの一方的な伝達で終わってしまったり、

報告で終始したりするような会議って

よくあるじゃないですか。

ああいうやつのことですよね。

 

 

「議して決せず」とは、

議論は行われるものの「結論」を出さないで

終わらせてしまうこと。

 

それってただの会話やん!って思ったりも

するのですが(笑)、

昔はそんな会議が多かったみたいです。

うわー、こわいこわい。

 

 

 

●前準備

 

昨日の夜は商店主さんをはじめとして、

学生さんや市民活動団体の代表など、

いろんな立場の人体が参加する会議でした。

その会議で、ぼくは実行委員長を拝命しております。

 

 

会議では

みんなからの意見を吸い出さなきゃいけない反面、

任せっきりでは絶対に意見はまとまりませんので、

ある程度決めていかなきゃいけません。

 

そのためには事務局の人との

事前の打ち合わせってとっても大事だと思っています。

 

何を話しするのか、何を決めるのか、

どれくらい時間をかけるのか、

そのあたりを事前に考えておくことが

重要だと思っています。

 

 

●ゴールは決めない

 

ただ、いつも気にしているのは、

打ち合わせはきちんとしながらも、

ゴールを決めることはしないということです。

 

いろんな意見を取り入れたいので、

ゴールを決めて議論を始めると

上手く整合性が取れません。

 

変な方向にいかないように調整をするのが

長の役目かなと思っています。

 

 

ざくっというと、

ボーリングでいうガーターのラインを引く

という感じでしょうか。

 

この範囲で議論しましょうね、

これくらいの時間議論しましょうね、

という枠を作って臨むだけで

会議は少ししまったように感じるんです。

 

 

●いい意見♪

 

自分で考えたゴールに進めるのも

楽ちんなのですが、

それだと突飛なアイデアは生まれてきません。

 

昨日もひとりひとり意見を聞いていく中で、

なるほど!と思える意見が出てきたり、

すごい!と思えるアイデアが飛び出したり

しました。

 

これが会議の醍醐味。

1人じゃないってこういうことなんだと思うんです。

 

 

 

イベント本番まであと1ヶ月ちょっと。

このメンバーで会議を行えるのも

あと1ヶ月ちょっと。

 

しっかりやり抜いて、

いいイベントを作っていければと思っています。

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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