ワイヤレスを見よう、無線を知ろう。見えないものを学んだ気分♪
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨日はあるプロの指揮者の方から問合せをいただき、
色々と調べものをした一日でした。
●プロの指揮者
地元にお住まいのその指揮者の先生と
音楽以外の関わりでつながりを持ったこともあり、
かなりフランクに接してくださっています。
その先生は抜群の実績をお持ちの方で、
全国飛び回られて活躍をしている人気指揮者。
おそらく日本国内で最も有名な指揮者であろう
Sさんとの共同の仕事が多いというのも、
その方の実力の現れだと思います。
そんな先生からメッセージが一本。
オケピ(オーケストラピット)で弾いた
ギターの音を舞台まで飛ばしたいんだけど、
いい機械ない?
ものすごいざっくりした質問でしょ?
いつもこんな感じなんです(笑)
●無線問題
いまはカラオケ行ってもワイヤレスマイクを
普通に使いますので、マイクと言うと
ワイヤレスというイメージをお持ちの方が
多いかもしれません。
しかし、多くの音響業者は(ぼくもそうですが)
無線はあまり信じません。
というか、信頼度が低いんです。
皆さんケータイを持っているでしょ?
それがマイクの音と混線してしまうおそれが
あるんです。
そうなりたくないので、できれば有線のマイクを
使ってもらいたいと思うのですが、
皆さんの意識はワイヤレスになっていますので、
このギャップを埋めるのが大変です。
また、ホールではマイクやケータイ以外にも
いろんな電波が飛んでいます。
wi-fiや電子レンジなんかも電波を発しています。
そんな中で混線しない周波数帯を探し、
その周波数に設定して運用するっていうのが
ちょいとめんどくさい。
出来る人はいいのですが、
出来ない人はまったくできない範疇の
仕事になってしまいます。
それに加えて電波法という法律の存在も
ありまして、いまやワイヤレスマイクを
取り巻く環境というのは
結構なスピードで変わっていっています。
●プロに聞く
楽器屋をしているとはいうものの、
電波にはとんと弱いぼく。
しかし、ホールという厳しい環境で
使うことを想定した機械をご所望されている
指揮者の先生のご要望にお答えするためには
どうしたらいいのかなと考えた末に、
いろんなホールで仕事をされている
凄腕の音響さんに電話をして、
電波についてのレクチャーを受けまして、
そしてそのままメーカーに電話をかけて
事情を説明し、最もベターな商品を
1~2選んでもらいました。
これでおそらく現場でも使うことが
出来るんじゃないかなと思います。
●人のつながり
こういうときってやっぱり人のつながりが物を言います。
指揮者の先生からご依頼をいただけたと
いうことももちろんですし、プロの方から
教えてもらえたということもそう。
日頃からの関わりでそういった人間関係を
作っておくことが出来ていたというのが
今回の案件でうまく機能した形になります。
同じようなことがあったとき、
逆に自分はどのようなヘルプが出来るのかな、
そんなことも考えつつ、
感謝した昨日の出来事でありました。
ほんとありがたかった!
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