←自分→ と →自分← はぜんぜん違う
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
昨日は経営者の勉強会に行ってきました。
●イベントレポートじゃない
経営者の勉強会といってもセミナーではなく、
誰かの経験談を話してもらって共有する勉強会。
そこから何かを得たり、突っ込む必要があったら
突っ込んだりするんですが、
基本的に損得勘定抜きにして関わり会える
素晴らしい仲間の会です。
昨日の発表者は先日までずっと一緒に
美人コンテストを作り込んできていた
エステサロンのオーナーさん。
実際に初めてのイベントをやってどうだったのか、
会社はどうなったのか、そしてこの先の展望は、
という内容で話をしてもらいました。
一応、単なるイベントレポートではなくて
経営者としてどう感じたのかという点に
重きを置いて話してほしいとリクエストを
していたのですが…
●聞けない
その場の空気で多少話が揺れるのはよくあること。
でも、昨日はちょっとそれが大きすぎたように感じました。
結果的に、聞いている人たちには
おそらく半分くらいしか伝わらない
発表になったようで、あとから質問が
結構たくさん出てきました。
それに彼女もきちんと答えてくれようとしたのですが、
質問に対する答えがちょっとピントが
ずれている感じだったんです。
これってなんでなのかなぁと思い、
色々考えていて一つの結論に達しました。
●聞く事の大切さ
エステサロンのオーナーをやると共に、
エステの指導もしている彼女。
日頃は「先生」と呼ばれています。
基本的に教えることを中心に行うので
情報の流れは自分から他人に向いての矢印
になっています。
一方、質問を聞く、人の話聞くというのは、
自分に他人から矢印を向けるということになります。
おそらく彼女はこの部分が少し苦手なのかなと
感じたんです。
●聞く
カラオケでもオーケストラでもロックバンドでも
他の音、他人の音を聞いて合わせることが大切です。
ジャズなんかの場合は他のメンバーが演奏した
アドリブを受けて演奏することに面白みがあります。
いずれにしても一人で勝手に演奏していては
合奏にはなりませんし、それって音楽ではないんですよね。
会話も音楽もまったく一緒。
自分から外に向けての矢印は
主張や指導という意味でもちろん大切ですが、
そればっかりだといつまでたっても独演会。
素敵な音楽を奏でることは出来ません。
外から、他から自分に向けての矢印を
意識することできれいなハーモニーが
生まれるんだと思っているのですが、
いかがでしょうか?
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