無事終了から次の決定へ!ピアノ解体ショー

   

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

昨日はピアノ解体ショー@三田でした!

 

●出発は夏休み

 

以前にも書きましたが、この解体ショーは夏休みの

自由研究に使ってもらえたらという思いからスタートしました。

ですので、まずは子どもたちにピアノの構造のことや

歴史を勉強してもらえればという地点から構想が始まっています。

 

そうなると、たとえばいまのピアノの原型となる楽器が

出来たのが1709年。

これを1709年と伝えるのではなく、

「お侍さんのいた時代」と表現する必要が出てくるわけです。

 

 

●子ども向け、ではないけれど

 

実際に解体ショーを実施してみると、

子どもさんも楽しんでいただけるのですが、

それよりもおとなの方が楽しまれているような感じがします。

お父さんも必死に質問とかしてこられたりします(笑)

 

昨日も中心は子どもたちでしたが、

おとなの方のノリもよく、いい雰囲気で進行することが

出来た反面、おとなの方にとっては

少し突っ込みが甘いと感じる箇所も

あったのではないかなと思います。

 

 

●おとなむけ希望

 

解体ショー終了後、アンケートを書いている方々と

お話をしていたのですが、そこで出てくる声は

こちらの思惑とほぼ同じでした。

 

その方々はたまたまおとなだけで来られていた

参加者のお仲間だったのですが、

やはり子どもさんを前にガツガツ質問をするのは

ちょっと気がひけるというのと、

もっと突っ込んだお話が聞ければ

楽しいというお声をいただきました。

 

実際にその場でもいくつかご質問をいただきましたが、

たしかにそれは子どもたちのいるところで

お話をしてもちょっと伝わりにくいかなぁという内容でした。

 

たとえばヨーロッパのピアノと

日本のピアノのつくりの違いをどう感じるかとか、

鍵盤の隙間の違いって各社どうなんだとか、

ものすごいマニアックなところを

ついてこられるんです。

ま、それはそれで面白いんですけどね(笑)

 

 

●決めました!

 

というわけで、近いうちに

「オトナのためのピアノ解体ショー」を

開催しようと思います。

 

お店ではなく自遊空間Amiで、

トークライブのような形でやろうかなと思っています。

 

あそこならピアノもありますし、ビールも飲めますし(笑)

 

ピアノの歴史、ピアノの構造に加え、

純正調と平均律の話や、

ピアノのトラブルにまつわるよもやま話、

意外とご存知じゃない日常のお手入れ方法、

などなどをお話すれば

楽しんでいただけるかなぁと思っています。

 

 

もともとは子ども出発で実施した

この企画が意外な形で進んでいきそうです。

やっぱりやってみないとわからないもんですね(笑)

 

開催日時が決まったら一番にこちらで

お知らせしますので、お楽しみになさってくださいね!

 

■ 日刊メルマガ登録してくださ~い♪
毎日の生活の中で感じる「音楽」をお伝えする
【日記以上コラム未満な日刊メールマガジン】です。
ぜひ登録してくださいね♪


 

The following two tabs change content below.
1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

 - 調律のこと, ピアノのこと, イベントレポート