PDCAとレッスンと

      2017/06/21

はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!

 

昨日は出店している商業ビルの理事会に出席していました。

 

●いろんな計画

 

理事会ではいろんな計画の相談を行います。

昨日の会議は秋に向けての販売促進が

メインの議題でした。

 

ショッピングセンターは季節感を出すためにも

シーズンごとのバーゲンを行っています。

こういうときに活躍されるのはアパレル関係の

お店で、うちのような楽器店とか音楽教室は

ほぼ関係なし。

蚊帳の外ではありませんが、

ほぼ蚊帳の外です(笑)

 

 

 

●PDCAって大切

 

こういう会議って、PDCAのサイクルを

ぐるぐる回すためのものだと思っています。

 

たとえば、10万円の予算で広告をうって、

30万円の売上があれば大成功ですよね。

それがちゃんと出来たかどうかを

検証して、次につなげていくのが

会議の場だと思うんです。

 

 

でも、計画と実行(PとD)は出来ていても、

検証と反省(CとA)が出来ていないことが

多いんです!

もったいないなぁと思うことが多いんです!

 

 

 

●レッスンでいうと

 

レッスンで言うと、P(plan)とD(do)は、

実際のレッスンの部分です。

 

先生が、この子にはこんな曲はどうかなぁと

用意してくださって、実際にレッスンを行う部分。

 

もしかすると、生徒さんと一緒に発表会の

曲を考えたりするのもPに含まれるかも

しれません。

そして、○○日までに仕上げようね、と

練習の段取りを考えるのもPですよね。

 

 

じゃあ、C(check)とA(action)は

何に当たるのでしょうか?

 

これはずばり家庭での練習です。

 

宿題だったり自主的にだったりするかも

しれませんが、与えられた曲を

レッスンのとき以外に練習すること、

レッスンで指摘された部分を気にしながら

再度練習を行うことがCとAにあたります。

 

これをおろそかにすると、全然上達しません。

 

全然上達しないと新しい曲にチャレンジする

ことも出来ませんし、先生からも同じことを

何度も何度も指摘されるという悪循環に陥ります。

 

そうなるとだんだんレッスン自体が

おもしろくなくなってしまい、

結局続かなくなります。

 

 

受験やお仕事でレッスン時間が避けないと

いうならまだしも、こういう理由で

続かなくなるのがとってももったいないと思うんです。

 

 

 

●ここで提案

 

 

そんな方に提案したいのが、Cの捉え方を

少し変えるという方法です。

 

もっともっと客観的にcheck出来る方法を

取り入れて、A(action)に活かしていけば、

もっともっと楽しく取り組めるのでは

ないかと思うんです。

 

 

具体的には、レッスン中や帰宅後すぐの

自身の演奏を録音して、それを何度か

繰り返して聞いてみるんです。

 

客観的に自分の演奏を聞くことって

あまり無いと思うんです。

 

それを意識して作っていくことで、

振り返りと反省の機会を半強制的に

作っていければ、きっと意味のある

CとAになりますし、それがひいては

自宅での学習意欲や次のレッスンへの

好影響にもつながると思うんです。

 

 

スピーチでもなんでもそうですが、

録音するという一手間がものすごい

効果があると言われています。

それはピアノも他の楽器も全く一緒。

 

 

ぜひ一度ご自身の演奏を録音して、

客観的に聞いてみてください。

 

そして、よりレッスンに楽しく

のめり込めるように工夫して

みてくださいね!

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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