「処分」は誰に頼むのがベター?
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
「処分」という仕事が楽器店にもあることはご存知でしょうか?
●何を処分するのか
「楽器の処分」というと、どんな仕事をイメージ
されますでしょうか?
どんな楽器を処分するのでしょうか?
小さいものでしたら、ネックが反ってしまって
弾けなくなったギターや、ボディが割れてしまった
ウクレレなんかを修理できないものかと
持ち込まれたものの、結局修理できなくて
そのまま廃棄するということもあります。
その他の楽器でも修理不可→処分というのが
よくある流れです。
でも我々がよく発する「楽器の処分」というのは
主に鍵盤楽器のことなんです。
●処分料金がかかります
先日も隣町に引越しした旧友からメールが届きました。
昔から大切に使っていたエレクトーンの調子が
悪いんだけど、もう修理をして使うという気持ちも
ないので、楽器店で処分してもらえないかしら、
というものでした。
もちろんお仕事としては承らせていただくことは
可能なのですが、鍵盤楽器の場合はどうしても
処分料金とは別に移動料金というのがかかって
しまいますので、合計すると結構高額に
なってしまうことが多いんです。
だいたいエレクトーンの場合、処分料が8,000円と
移動料が12,000~20,000円(1階の場合)ですので、
合計で20,000~28,000円くらいかかるイメージです。
これがピアノだともう少し高くなります。
●実は安い方法も
こんな風に処分と言っても結構な費用がかかるんです。
ですので、当店でおすすめしているのは、
各行政単位で行われている粗大ごみの処理を
確認してくださいというアドバイスなんです。
先程の旧友の場合、彼女の住んでいる街の
ホームページの粗大ごみの処理費用を調べて
みたところ、丁寧にエレクトーン:2,000円
って書いてくれていました。
もちろん回収に回ってきてくれるのか、
ご自身でクリーンセンターのようなところに
持ち込まないといけないのかは各地域に
よって違うと思いますが、
それでも28,000円が2,000円になるんでしたら
オトクですよね。
●使ってほしい
古いエレクトーンの場合は機械がだめに
なっちゃって、もう修理ができないと
いうことが少なくありません。
なので、処分という流れになってしまうことが
往々にしてあるのですが、これがピアノに
なるとちょっと話が違います。
ピアノでもおそらくクリーンセンターの
ようなところで引き取ってはくれるとは
思いますが、もしかするとちょっと
特殊な料金が必要になるかもしれません。
それだったら修理して使ってもらうか、
我々楽器店にお売りいただくかの
いずれかがおすすめです。
エレクトーンと違って生のピアノは
いくばくかの査定価格がつくことが多いです。
もう不要と思われたら、捨てる前に
一度ご相談いただければと思います。
もちろん、長く使ってもらうのが一番です。
でも、どうしても処分されたい方は、
とりあえず一度ご相談くださいませ!
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