はじめての弦交換~コントラバスの場合~
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
みなさん、ギターの弦の交換はやったことありますか?
じゃあ、ウクレレは?
じゃあ、大正琴は?
じゃあ、バイオリンは?
似てるけど違う
おそらく楽器店で店番をしていて一番多い修理依頼はギターの弦交換だと思います。
やはりギターをやっている人そのものが多いですし、ギター弦は消耗品なので結構頻繁に変えなきゃいけないですしね。
そんなギターの弦交換、当店のスタッフは全員楽勝でデキるんですよ!!…っていいたいところですが、今はまだそこまでできていなくて、全体の30%くらいかな。
来月も勉強会でギターの弦交換やるんですが、少しずつ覚えていってくれたらいいなって思っています。
ギターの種類
ギターといってもエレキもアコギもクラシックもあるわけです。
どれかひとつ弦交換が出来たらどれでも出来るのかといいますと、まぁ半分くらいは出来るかなぁという感じ。
厳密に言いますと、アコースティックギターはスチール弦で、クラシックギターはナイロン弦ですので、若干ですがギターの構造や弦の止め方が違うんです。その辺りの応用(っていうか形状ですね)が効けば、どのギターでも問題ないと思います。
またこの辺りの混んだ話は別の記事で書きますね!
他の楽器は?
ギター以外のウクレレや大正琴、バイオリンはどうかというと、これらは全然別の楽器なのですが、実はこれまで出てきたアコースティックギターかクラシックギターかエレキギターかのいずれかに似ているんです。
たとえばウクレレはクラシックギターの巻き方に似ていますし、大正琴はアコースティックギターに似ています。バイオリンはクラシックギターに似ているかな?
もちろんそれらの楽器それぞれに特徴がありますので、似ているからといって、じゃあなんでもOK!というわけにはいきません。
バイオリンの糸巻きはギターのようにギアはついていなくて、ぶすっと刺さっているだけの超原始的な構造です。それでもきっちり巻けるようしないといけません。緩むと音くるっちゃいますからね(汗)
でっかいの
そんな中、コントラバスの弦交換の依頼が入ってまいりました。
コントラバスですよ、コントラバス。
これです↓でっかいやつです↓
これまでバイオリンは何度もやったことありますが、コントラバスの弦交換なんてやったことありません。
でも、ご依頼いただいたので、仕方なく(ウソですよ!)挑戦してみることにしました。
まぁ、コントラバスと言ったって構造上はバイオリンと変わらないはず。変わるのは大きさだけのはず。
だったら、時間さえかければ出来るんじゃないかと思い、やってみた動画がこちらです(笑)
どうですか?やればできるでしょう?(汗)
楽器が大きすぎて画面に収まらないという痛恨のミスをしてしまいましたが、とりあえずは完成しました。
ちなみに普通のアコギだと10~15分くらいで出来るんですが、今回のコントラバスは1時間くらいかかりました(汗)
やっぱり普段から練習しておかないと出来ないもんですね。
でもコントラバスの弦交換なんて、そもそもチャンスが皆無ですし、どうやったら上手になれるんでしょうね?(汗)
まぁ、でもこうやってまたひとつ新しいことを経験できたということはありがたいこと。
こうやって1つずついろんなことを覚えていければ、もっともっと便利に思ってもらえる楽器店になれるかな、なんて思っています。
まー、コントラバスの弦交換なんか次は何十年後の話でしょうけどね(笑)
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