ケーブルを作る仕事
2017/01/26
はじめの一歩を応援する音楽サービス専門店 平瀬楽器のヒラセトモキです。
おはようございます!
当店は音楽教室を中心とした楽器屋さんなのですが、実はこんなこともやっています。
せん
ギターとアンプを繋ぐ線のことをなんというかご存知ですか?
多くの方はあれを「シールド」と呼びます。
え?ケーブルじゃないの?といわれることもありますが、はいそうです。ケーブルで間違いないです。
いろんな線のことを一般的にはケーブルと呼びます。
その中でもギターのケーブルのことをシールドと呼んだりするわけなんです。
楽器店ですので、そんなケーブル各種の販売はもちろん行っているのですが、一般的に販売されているものよりも長ーーいケーブル(たとえば15mとか20mとか)が必要な時ってどうするかご存知ですか?
そんなときは作るんです。
自作のケーブル
ケーブル類は短いより長いほうが使い勝手がいいものです。でも、使う場所によっては11mとか16mとか、場合によっては0.6mとか中途半端な長さが必要なときもあります。
そういうときに便利なのがケーブルの作成サービス。
コネクターとケーブルを用意して、うちのお店の中で作っています。
コネクターも一流品、ケーブルも一流品を使っていますので、品質的には安心して使っていただける上に、値段的にはメーカーさんが作っているものとそう変わらない値段で販売させてもらっていますので、結構お得じゃないかなと思っています。
ま、もともとは自分たちの仕事で使うために始めたんですが、意外にご要望が少なくなく、わりとコンスタントにご注文をいただくようになっています。
ケーブルのトラブル
今はいろいろなところでイベントが行われるようになり、音響機器も簡易なものがたくさん発売されていることから、いろんな団体がそういうものを持つようになっています。
しかしいつになってもなくならないのはケーブルのトラブル。
たとえばスピーカーに繋ぐケーブルが内部で断線でもしようものなら、見た目は全く変わらないのに音が出なくなっちゃうのでちょっとしたパニックになります。
そんなときにケーブルの修理や点検なんてのもご依頼いただくことがあります。
さすがに内部の断線の位置までは探し当てて修理するなんてことは出来ませんが、たとえばコネクター部分を交換するとか、全く別のケーブルに改造するとか、そういう対応をさせてもらうこともあります。
実は今日もそんなご依頼をいただきまして、某ショッピングセンターの備品のケーブルをお預かりしております。
点検したところ断線は見当たらず、コネクタ部分が若干不安定な感じなので全交換を行わせていただく予定です。せっかく長いケーブルをお持ちなので、ケーブル部分はそのまま流用するのが費用対効果も高いといえますよね。
楽器の修理全般に言えることなのですが、新しいものを買うよりも修理をするほうが大抵の場合安上がりになります。
それはこういったケーブル類でも同じこと。ものを大切にしてもらうという気持ちは大切ではありますが、おかしいなと思ったらすぐにご相談いただく柔軟さも持っていてもらうのがすべてにおいてベターかなと思います。
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