音楽メディアの愛称:時代を反映する音楽ファンの言葉たち

   

vol.2437

三田市と神戸市北区のピアノ教室・音楽教室 平瀬楽器の
ヒラセトモキです。
おはようございます!

今日は音楽メディアの呼び名について
少し考えてみたいと思います。

時代は変わってもCDを「レコード」と呼んだり、
「盤」と表現したりする方が
一定数いらっしゃいます。

DVDにいたっては
「絵が出るやつ」と称されることも笑

これらの言葉は、時代の変遷とともに
進化する音楽メディアへの愛着と
慣れ親しんだ呼び名の面白い関係かな
と思っています。

 

 

かつてレコードは音楽を楽しむ
主流のメディアでした。

その後CDが登場し、音楽の聴き方が
大きく変わりました。

しかし、多くの音楽ファンにとっては、
CDもレコードも同じ
「音楽を楽しむためのメディア」という
認識が根強く、
そこから「レコード」という言葉が
CDになってからも使われているんだと
思います。

 

さらにDVDが登場し、音楽だけでなく
映像も楽しむ時代がやってきました。

しかし、ここでも少し前の世代の方々は
新しいメディアに対して「絵が出るやつ」
という直感的な表現を用いることがあります。

これは、新しいテクノロジーを受け入れつつも、
細かい名前を覚えづらいという側面も
あるのかなと思います。

 

 

このように、音楽メディアの呼び名は
時代とともに歩んできた音楽の歴史、
そしてそれぞれのメディアに対する
個人的な感情や記憶が込められている
のかなと思います。

 

現在ではCDから配信・データと変わって
いっています。
このように音楽を取り巻く環境が変わっても、
私たちの音楽に対する愛情は変わりません。

それが「レコード」や「絵が出るやつ」という
言葉に込められているのかもしれませんね!

 

 

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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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