コンクールの使い方・競争とモチベーションと成長と

   

vol.2361

三田市と神戸市北区のピアノ教室・音楽教室 平瀬楽器の
ヒラセトモキです。
おはようございます!

音楽の世界では、コンクールの存在は
大きなものとなっています。

多くの若手アーティストや学生たちが、
自らの実力を試す場として
これらのイベントに参加します。

しかし、コンクールには常に賛否の声が
あります。

今日はその長所と短所を探りながら、
最終的にはどのように有効活用すれば良いのかを
考えてみたいと思います。

 

 

まずはコンクールの長所。

コンクールを目指すことで、
具体的な目標が生まれ、日々の練習に対する
モチベーションが上がります。

また、多くの参加者と競い合うことで、
自らの現在の実力を知ることができます。

そして審査員からの評価やコメントを通じて、
自分の弱点や改善点を知ることができます。

 

続いてコンクールの短所。

勝ち負けを重視するあまり、
音楽の楽しさを失うことがあります。
また、過度なプレッシャーを感じることがあります。

 

また、その日のパフォーマンスによる
評価となるため、継続的な努力や成長が
過小評価されることがあります。

そして、他の参加者との比較にとらわれ、
自分の音楽やスタイルを犠牲にすることがあります。

 

 

しかし、だからといって
コンクールを避けるべきかというと、
必ずしもそうではありません。

大切なのは、コンクールをどのように捉え、
どのように活用するかです。

コンクールを単なる勝ち負けの場として
ではなく、自らの成長や学びの場として
捉えることが大切です。

また、審査員や他の参加者から
学ぶことも多いので、
その点も大きなメリットと言えるでしょう。

 

 

コンクールはあくまでも目的地のひとつです。

その結果に一喜一憂するのではなく、
常に「自分らしい音楽」を追求し、
コンクールを自己成長のための
ツールとして利用することが、
最も有意義な方法と言えるでしょう。

 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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