楽譜と言語:新しいスキルを学ぶための共通点

   

vol.2358

三田市と神戸市北区のピアノ教室・音楽教室 平瀬楽器の
ヒラセトモキです。
おはようございます!

楽譜の読み方と語学学習って、
表面上は異なるスキルのように
思えるかもしれません。

しかし、よく考えてみると、
両者には驚くほど多くの類似点が存在します。

実際、楽譜を学ぶことは、
新しい「言語」を学ぶようなものです。

今日は楽譜と語学について考えてみましょう。

 

 

1. 文法と構造

楽譜には音楽の「文法」としての
ルールが存在します。
音符や休符の長さ、拍子、調号などが
それにあたりますよね。

語学にも文法や文の構造があります。
これには、動詞の活用形や文の順序などが
該当します。

 
2. 単語と記号

楽譜: 音符、休符、強弱記号などの
記号や表現は、楽譜の「単語」のようなものです。
語学: 各言語には独自の単語や表現があります。

 
3. 発音と発表

楽譜: 正確な音の高さやリズム、
強弱を出すことは、音楽の「発音」と言えます。
語学: 正確なアクセントや発音は、
言語を自然に話すための要素です。

 
4. 文化と背景

楽譜: 楽譜や曲は、時代や文化の背景を
持っています。
例えば、古典派やロマン派などの
時代背景を理解することで、
その音楽や演奏方法を深く理解できたりしますよね。
語学: 言語は文化や歴史と
深く結びついています。

特定の言語や方言が持つ背景を
理解することで、言語そのものを
より深く学ぶことができます。

 
5. 継続的な学習

楽譜: 楽譜のスキルを維持・向上させるには、
継続的な学習や練習・実践が必要です。
語学: 語学もまた、継続的な学習や
実践を通じてスキルを維持・向上させる
必要があります。

 
まとめ
これから楽器を始めようという方の多くは
「楽譜が全然読めないんですが…」といって
学びに来られることが多いのですが、

新しい言語を学ぶ際にその言語が読めないのは
当たり前の話です。

 

そのため楽譜を学ぶ際には、
新しい言語を学ぶ際のアプローチや
考え方を取り入れ、じっくり地道に取り組む必要があります。

そして、その積み重ねによって
スラスラと読めるように演奏できるように
なるタイミングが必ずやってきます。

新しい言語の習得は時間のかかることではありますが、
コツコツ積み重ねていきましょうね!

 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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