ベース弦交換の手順とメンテナンス

   

vol.2319

三田市と神戸市北区のピアノ教室・音楽教室 平瀬楽器の
ヒラセトモキです。
おはようございます!

ベースギター、
特にエレクトリックベースの弦は頑丈で、
簡単に切れることが少ないため、
多くのプレイヤーが弦交換のタイミングを
逸してしまうことがあります。

しかし、弦の寿命や音質の低下は
切れる前にもちろん存在します。

では、いつその弦を交換すべきなのか、
どのように交換すればよいのでしょうか?

 

まずは演奏頻度による交換時期です。

毎日のように頻繁にプレイする
プロのベーシストは、月に1度は
弦交換を考えるべきです。

週に数回程度の演奏の場合は、
3〜6ヶ月ごと。

たまに演奏する程度であれば、
年に1~1.5回程度を目安にしましょう。

 
では音質の変化から考えると
どうでしょうか?

弦楽器の弦は使用すると次第に鈍くなり、
その響きが損なわれます。

弦の振動が減少し、キラキラとした音質が
変わる時があります。それが交換のサインです。

 
外観や感触も変化していきます。

弦の表面にサビや黒ずみ、
またはくぼみが見えるようになった場合、
それは交換の時期が近づいている証拠です。

 
弦交換の手順はギターやウクレレと同じです。

まずは弦を緩め、安全に取り外します。
新しい弦を糸巻きに取り付け、
弦を張っていきます。

全ての弦を取り付けた後、
ピッチを合わせます。
弦交換はベースのメンテナンスの一部として
非常に重要です。

新しい弦は明るく、
響きの良いフレッシュな音を出してくれます。

きっと演奏していても新しい弦のほうが
楽しく感じられるのではないでしょうか。

お手入れの一環として、
心がけてくださいね!

 


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1973年兵庫県三田市生まれ。 三田市と神戸市北区で音楽教室と楽器販売を行う平瀬楽器の経営者。ピアノ調律師として一般のご家庭や施設・ホールなどをまわりつつ、店頭ではピアニカやエレキギター、カスタネット、大太鼓など、いろんな楽器の修理もやっちゃう楽器の専門家。 その他にコンサートや落語などのイベント企画、台本作成・進行などのディレクション業務、音響業務・コンサートの配信業務なども得意科目。 企画段階から本番の進行まで、イベント全体をまるっとマネジメントできるのが強み。イベント開催時の参謀役として置いておくときっとお役に立てるナイスガイです。 2013年からYouTube、2021年からはtiktokもスタート。2021年配信専門部門「HG動画配信サービス」を立ち上げる。2022年7月には兵庫県で初となる「音楽特化型放課後等デイサービス・さんかく」を開所した。

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